ビューティフル・ガーデン (ディアプラス文庫)

著者 :
制作 : 夏乃 あゆみ 
  • 新書館
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523939

作品紹介・あらすじ

新進プロダクトデザイナーの倫は、新たに手がけることになったキッチン用品シリーズのプロジェクトで、メーカー担当者の伊東と知り合う。ゲイを公表している倫は直感で彼を同類だと確信するが、伊東は過剰にそれを否定した。嫌悪感もあらわな彼の反応に苛立ち、倫が嫌がらせ半分からかい半分で誘惑してみたところ、伊東に獣のように激しく求められ…?心ふるえる年下攻エモーショナル・ラブ。

感想・レビュー・書評

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  • 年下攻め。攻め受けともに普通にゲイで、アウトとクローゼットの話がありつつBL的萌えも詰め込んでて、BL小説の新時代を感じさせる。ノンケだけどお前が好きだ的なBL、もう古いですよね、それ裏返しのホモフォビアですよね、と常々思っていたので、こういう作品が増えてくれると嬉しいなと思う。

  • ゲイ(バイ?)をひた隠そうとしている仕事先の相手(攻め)を、いたずらに掻き乱そうとする受けの神経が受け入れられない…。受けの過去に、ひどい恋人がいたにせよ、カミングアウトするかどうか他人に押し付けるようなことでも八つ当たりするような内容のことでもないデショ。
    結局、両想いになってからは受けのがカムアウトに消極的になっちゃうし…うーん。
    なんかsexのときに言葉が荒くなる攻めもウーンだし、事後、ゲイにならないようにしてたのに、(受けのような)綺麗な男に弱いんだ!…ってなんだそれって萎えてしまった。

  • 年下攻めのお仕事BL。

  • memo: コミコミ特典イラストカード&出版社ペーパー付

  • 家庭用品メーカーの担当者・伊東×プロダクトデザイナーの倫。
    安西先生の作品はとても切なく心に沁み込んきて萌えツボを突いてくるので大好きです。今回もとても素敵なよいお話でした。
    お互いが今を形成するうえで譲れない部分と、それを上回る相手に惹かれていく気持ちとの間で葛藤するのが本当に切ない。でもそこからの一歩を踏み出したのが伊東だというのがとても感慨深かったです。
    ふたつめのお話ではお互いに相手を気遣い合って逆転現象みたいになってます。倫がオープンにしたがらなかった理由を話すシーンでは胸に熱いものが込み上げてきて泣きそうになりました。ここのイラストもすごく素敵で大好きです。
    伊東は仕事のデキるスマートな男なんだけど、倫の前では素の少し子供っぽい表情や余裕の無さを見せていて、年下だなぁと微笑ましかったです。瞬殺のところ大好き(笑)

  • 信号でお別れするところがめちゃ切ない。
    でもすごく好きなシーン。

  • 雑誌で読んだ時にもイチオシだった大人のラブストーリーです。安西センセは読み手の萌えツボをつかむのがとても上手い作家さんで、日常的な恋愛風景を描く腕前が飛び抜けています。

    新進気鋭の製品デザイナーで、ゲイであることを隠さない倫。そんな彼が気になったのは取引先の製造会社営業の伊東というイケメン年下男。彼を同類だと確信したにもかかわらず、嫌悪感も露わにゲイを完全否定して倫を警戒する態度に、思わずからかい半分で誘惑したのですが。

    好みの相手が示したホモフォビアそのものの拒絶反応に、悪戯心がおさえられなくなった倫。
    倫はものなれた誘い受に見えるけど、実は傷ついた過去から立ち直るためにも性癖を隠さず開けっ広げに解放して生きてるのが伝わってきます。ちょっと意地を張ってるようにも感じさせます。
    一方の伊東も自身の性癖を認めたくなくて、「普通」に生きようと無理してきた男ですね。仕事ではデキるカッコいい大人の男だけど、倫にだけ見せる素顔は子供っぽい一面もあってピュアで母性本能を刺激するタイプです。

    割りきったはずの関係が本物の愛に変化したにもかかわらず、相手の立場を思って手離そうと決意する倫の気持ちを考えると辛くさせられました…
    伊東が家族と自分のようにはなってほしくないと願う倫の気持ちにほろりとしてしまいました。
    そんな倫の思いやりに、あれほどゲイということについて強固な姿勢をとっていた伊東が考えを改めるあたりは、もう彼の顕著な成長ぶりが眩しくて…!

    相手のことが大事だから別れを選ぶって、とても悲しくて理不尽です。幸せになるには、互いにどこかで譲歩しあって「折り合い」をつけなくちゃいけないんですね。二人が意地を張らずに、最悪の結果になる前にそこに気づけてほんとによかったです。

    楽しみにしていた書下ろし「ビューティフル・ライフ」が素敵ないい話でした。
    「彼氏の自慢しに来る変なやつ」にニヤつきました。こういうエピソードは楽しいです。
    そして、伊東が倫の過去をすっきりさせてくれて、ぐっときました。胸が熱くなりました。

    Hシーンもいっぱいでwエロいだけじゃなく切ない愛で満たされていて、どの場面もよかったです。衝撃的な最初のHは二人の立ち位置がしっかり出ていて、苦さもあったけど萌えました。

    やさしくて切なくていい話でした!タイトルもぴったり。夏乃センセは好きなんですが、このお話にはちょっと合ってなかったかな。

  • 互いを思うが故の葛藤を経て行く過程が素晴らしいと思います。いいおはなしでした。

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