紅狐の初恋草子 (ディアプラス文庫)

著者 :
制作 : 笠井 あゆみ 
  • 新書館
3.73
  • (2)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 34
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524448

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 初めての鳥谷先生でした。手に取ったきっかけは、もちろん笠井先生のイラスト。

    笠井先生のイラストはいつ見ても美麗ではあるのですが、それ以上に、小説の挿絵や表紙を拝見するたび、小説の内容をしっかりと表されていることに感動します。イラスト内に散りばめられたアイテムが、決して美的センスを満たすためだけに描かれているのではなく、ちゃんと小説の内容とリンクしているのが、笠井先生すごいなープロだなーと毎回感動&感心します。

    地の文が綺麗で、主人公が相手に惹かれていく過程が丁寧に書かれているのが好きでした。
    廊下が揺れたり、四季がぐちゃぐちゃになって花が咲き乱れる庭、勝手に部屋と部屋がくっついてしまったりする家、というのがとても面白くて、またそれを「そういうものだ」と納得してしまっている主人公が可愛かったです。

    本当に細かいことなのですが、小説に動物が出てくる場合、セリフとして擬音語を書かれると妙に気持ちが冷めます。猫宮が「にゃー」とか「にゃう」とか言うたびに、どうして地の文がここまで美しいのに、わざわざ擬音語を書かれるんだろう?と不思議でした。
    後半、猫宮が話し出すので、なるほどこれの伏線だったのかと思いましたが、それでもやっぱり、擬音語はそこまで使わなくても良かったのでは…と思ってしまいました。

  • もみじ色の狐と翻訳家。幼い時に読んだ絵本のもみじ色のキツネに一目惚れした千明。呪術師の家系に生まれ、不思議な家に猫の猫宮と一緒に住むことになり、落ちてた指輪を嵌めると…。可愛いし綺麗だったし、狐の紅葉もいい感じでした。いつもより変態感薄いかと思ったけど、おすわりプレイのムチムチの○○とかやっぱり鳥谷先生でした(笑)はな、はな、ぶーん、の猫宮がすごくかわいかったです。おもしろかった!

  • 翻訳家で呪術師一族の生まれでクールビューティな千明。ひょんなことから召喚したのは美しい妖狐だった。
    式神である紅葉が、まだ見ぬ主に仕えるために現世で会社を興して千明以上に潤っていたりと、普通のモフモフものと一味違うのが面白い。そして、超絶可愛い猫の猫宮…!猫宮の出番はこの作品の癒し。そんなファンシーな設定に入り込むのはつゆだくエロ。まさに盛りだくさん。楽しかったです。

  • 紅狐とのやりとりも面白く猫宮も可愛らしい。

  • 途中千明の恋心に泣きそうになりました。ハッピーエンドだけど途中が切なくて良かったです。
    猫宮がめちゃくちゃ可愛いです。

  • 鳥谷先生のヘンタイ愛(ほめてます)に溢れてる本でした。
    もみじ狐も、花に乗って空飛ぶ猫宮も可愛い。
    ファンタジーで、メルヘンでした。

  • クールビューティカプって意外に珍しいのでは。面白かった。紅葉のスパダリぶりに早く千秋が主と明かされて(わかるっしょ!)デレないかとジレジレ。廊下の悪戯でスッポンポンで紅葉の顔に尻餅ついてからの独特なエロ描写は笠井さんの絵で納得。楽しかっただけに指輪が発光して印が千秋の手に浮き上がるとかもっと劇的なクライマックスを期待してたな。

  • 面白かった!設定が面白かったですね。翻訳家で呪術師の一族だけれど能力はほとんどない千明と赤い狐。主がいる妖狐に恋をしてしまう千明。冷たいんだよ。かわいい子猫の猫宮がたまらない!

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紅狐の初恋草子 (ディアプラス文庫)のその他の作品

鳥谷しずの作品

ツイートする