若葉の戀 (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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本棚登録 : 52
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524493

感想・レビュー・書評

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  • 可愛かった。良い意味で、典雅さんのクセが気にならないお話でした。攻が受のことでワタワタしているのが若さゆえ、な感じでほっこり。周囲の好意に鈍い受も可愛く、脇カプもいいアクセントになっていました。(こちらの話も読んでみたかった)好き。

  • 領家の空回りっぷりが面白い。捷のことが気になって仕方がないのに、口を開くと悪態をついてしまうのだから。後半の領家視点の話で、そのときの気持ちが分かると更にニマニマしてしまった。捷の鈍感さと領家の不器用さ。どちらもイライラすることもありそうだけど、そんなところも含めてお互いのことが大好きなんだろうな。と分かって、幸せな気分になれた。

  • 小林典雅さん大好きなんだけど、今回は独自設定が多すぎて、なんたか読んでて混乱するせいかお話に入りこめませんでした。やりすぎ?
    旧制高等学校男子寮です。
    会ったときからもう一目惚れしてるのに完全に小学生男子な対応しか出来ない草介。散々冷たい態度を取ったのに、夏休みの帰省に捷が誘ってくれて、仲が良くなるにつれてどんどん気持ちが抑えられなくなって…
    と、書くとよくある話だけど、まぁ典雅流です。リーベだのキュッセンだのドイツ語?わかんないけど、そんな言葉盛りだくさん。

  • 時代ものが好きなので購入していました。
    何度か読みかけては積んでしまっていたのは、領家くんがあまりに素っ気なく態度悪すぎて、こいつがまさか攻めなのか?で終わってしまったから。魅力無さすぎな攻めなんですよ。出会いも悪かったし。

    気を取り直して何度目かのチャレンジ。

    そうしたら、あら面白いじゃないの!
    主人公の鞍掛も優しいながらも考えははっきりしていて美人な顔立ちなのに体育の成績が残念だし、領家も出自がそれなりに大変だったとわかりました。

    バンカライメージのこの時代の男子寮の話ならもっとケンカや酒などか付いて回って少し暗い話なのかと思っていましたが、それどころかコミカルで暗さがない。
    領家くん目線の話(二部)では領家の心情がこれでもかと書かれていて、一部でのクールな堅物とは別人であるかのような違いっぷりに猫を被るといのはまさしくホントにぴったりでデレ具合も半端ない。本音を語る彼のヘタレ具合がもうお笑いにしかならないです。
    当時の学生たちが日常使っていた言葉もまた面白かったです。シャンとかリーベとか。

    この二人の話はもっと読みたいですね。
    同室の筈見と栃折よりも、やはり彼らですね。
    続編はないでしょうか。
    本当に楽しかったです。
    荊木さんは紳士でしたね。いつか素敵なリーベが現れますように。

    扇谷さんと先生の話もまた気になります。
    いっそのことシリーズ化して欲しいくらいです!

  • 受け視点の「若葉の戀」と攻め視点の爆笑「燃ゆる頬」
    まったく違う話のようで、二度美味し。

  • 大正時代の旧制高校を舞台に、センセらしい笑いと胸キュンがいっぱい詰まった初恋ラブストーリーでした。
    ハイカラさんの世界観が好きならドハマりかも。モーさまのトーマの心臓を思い起こすような、リーベ呼びに萌えるかも。

    全寮制の話は定番ベタでも、やっぱり面白いです。ツン×天然なので誤解ばかりしてケンカップルっぽいのでそのやりとりも面白かったです。本編だけだと本当に素直じゃない草介に苛立ち、捷くんがちょっとかわいそうな気もしてしまうんですが、それでも実はすごく好きなんでしょ~とツッコみたくなる草介の気持ちは見事にダダ漏れで…!

    そんな草介の心情が、描き下ろしの「燃ゆる頬」では彼視点で詳細に描かれていて、納得できる上にめちゃくちゃ笑ってしまいました。
    ツン攻って大変…!
    とにかく捷くんは恋愛に疎いから、そんな複雑怪奇な草介の想いを察してもらうことなんかできなくて、そこからの捷視点と草介視点ではものすごいくい違いが起きているのが可愛くて可愛くて、キュンキュンしてしまいました。

    なんか、この二人はずっとこの先もこんな風に気持ちの誤解が生じながらも、イチャコラ仲良くやっていきそうで妄想膨らみました。微笑ましいです!
    大正ロマンラブコメ、伊鞠くんでぜひスピンオフを。

  • ストーリー自体は面白かったのですが、
    時代的に外国語を学生たちはよく使うので
    ドイツ語のカタカナ表記がたくさん出てきたので頭に入りにくく
    ストーリーに入り込むのに時間がかかりました。

  • 時代はちょっと昔ですがいつもの典雅さん節で非常に楽しく読みました。ベガるとかキュッセンとかいちいちおかしかったです。

  • ★3.5

  • レトロな美麗表紙にまさか悲恋もの?と思ったら悲壮感皆無の典雅節炸裂でホッ。荊木先輩が「ハエ取り紙」って一番ウけた。美人受けはこれくらい(かなり多勢から秋波を送られているのに気付かず)鈍いのが正義だよね。とはいえ捷の方が攻めの領家より男前なのが良い。作家さんが仰る通りこの後にくる不穏な世相に巻き込まれるのはこの2人じゃなくていい。

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