- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403524493
感想・レビュー・書評
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可愛かった。良い意味で、典雅さんのクセが気にならないお話でした。攻が受のことでワタワタしているのが若さゆえ、な感じでほっこり。周囲の好意に鈍い受も可愛く、脇カプもいいアクセントになっていました。(こちらの話も読んでみたかった)好き。
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領家の空回りっぷりが面白い。捷のことが気になって仕方がないのに、口を開くと悪態をついてしまうのだから。後半の領家視点の話で、そのときの気持ちが分かると更にニマニマしてしまった。捷の鈍感さと領家の不器用さ。どちらもイライラすることもありそうだけど、そんなところも含めてお互いのことが大好きなんだろうな。と分かって、幸せな気分になれた。
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小林典雅さん大好きなんだけど、今回は独自設定が多すぎて、なんたか読んでて混乱するせいかお話に入りこめませんでした。やりすぎ?
旧制高等学校男子寮です。
会ったときからもう一目惚れしてるのに完全に小学生男子な対応しか出来ない草介。散々冷たい態度を取ったのに、夏休みの帰省に捷が誘ってくれて、仲が良くなるにつれてどんどん気持ちが抑えられなくなって…
と、書くとよくある話だけど、まぁ典雅流です。リーベだのキュッセンだのドイツ語?わかんないけど、そんな言葉盛りだくさん。 -
受け視点の「若葉の戀」と攻め視点の爆笑「燃ゆる頬」
まったく違う話のようで、二度美味し。 -
大正時代の旧制高校を舞台に、センセらしい笑いと胸キュンがいっぱい詰まった初恋ラブストーリーでした。
ハイカラさんの世界観が好きならドハマりかも。モーさまのトーマの心臓を思い起こすような、リーベ呼びに萌えるかも。
全寮制の話は定番ベタでも、やっぱり面白いです。ツン×天然なので誤解ばかりしてケンカップルっぽいのでそのやりとりも面白かったです。本編だけだと本当に素直じゃない草介に苛立ち、捷くんがちょっとかわいそうな気もしてしまうんですが、それでも実はすごく好きなんでしょ~とツッコみたくなる草介の気持ちは見事にダダ漏れで…!
そんな草介の心情が、描き下ろしの「燃ゆる頬」では彼視点で詳細に描かれていて、納得できる上にめちゃくちゃ笑ってしまいました。
ツン攻って大変…!
とにかく捷くんは恋愛に疎いから、そんな複雑怪奇な草介の想いを察してもらうことなんかできなくて、そこからの捷視点と草介視点ではものすごいくい違いが起きているのが可愛くて可愛くて、キュンキュンしてしまいました。
なんか、この二人はずっとこの先もこんな風に気持ちの誤解が生じながらも、イチャコラ仲良くやっていきそうで妄想膨らみました。微笑ましいです!
大正ロマンラブコメ、伊鞠くんでぜひスピンオフを。 -
ストーリー自体は面白かったのですが、
時代的に外国語を学生たちはよく使うので
ドイツ語のカタカナ表記がたくさん出てきたので頭に入りにくく
ストーリーに入り込むのに時間がかかりました。 -
時代はちょっと昔ですがいつもの典雅さん節で非常に楽しく読みました。ベガるとかキュッセンとかいちいちおかしかったです。
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★3.5