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Amazon.co.jp ・本 (329ページ) / ISBN・EAN: 9784403524523
みんなの感想まとめ
記憶を失った主人公が、過去の恋人「M」を探し出す過程を描いた物語は、ミステリーとラブストーリーが見事に融合しています。主人公の心の中で目覚める恋心や、行きつけの喫茶店のマスターとの関係が深まる様子が丁...
感想・レビュー・書評
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思わせぶりなマスターの言動から、「M」の正体より、マスターと主人公の隠された過去が気になり、3巻まで一気読みした。謎解きもこの作品の魅力だが、主人公の中に眠っていた恋心がめざめ、走り始める様子が丁寧に書き込まれていて読み応えあり。マスターの過去を知り、読後にもう一度最初から読んだ人も少なくはないかも。私は2回おかわりした。
ところで、人生は記憶の集合体なんだと、改めて気づかされた。さまざまな記憶を自分の中で意味づけし、時には都合よく、時には自虐的に編纂したものが、自分の「人生」なんだろう。
作中に「誰もが日々忘却しながら過ごしている」とあるように、人の記憶はあやふやなものだと思う。
若いころはあれほど思いを募らせていた相手だったのに、すれ違いが積み重なり、気づけば顔を見るのも嫌なほどになっていることだってあったりする。甘い思い出が、苦い思い出に上書きされてしまう哀しさ。これも一種の忘却かもしれない。
だから、この物語を美しいと思う。どこまでも献身的な恋人、同じ街に住む偶然、よく転んでしまう主人公などなど、突っ込み所はいくつかあったけど、それでも、「コトリと胸が音をたてた」あの日が遠くなった身には、ただただ眩しくて、楽しめた。
記憶障害で過去を失った主人公が、自身の日記から知った過去の恋人「M」を探すというストーリー。行きつけの喫茶店のマスターが協力を申し出てくれるものの、その親身さゆえに、マスターこそが「M」なのではないかと感じ始め、それはいつしか恋心につながっていくミステリー仕立てのラブストーリー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ああ、つらい。忘れた本人視点だからそちらの痛々しさは十分に伝わってくるけれど、それよりも残されている方の痛々しさが辛い。
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よかった。
ストーリーもとてもよかったし、進み方もどんどん引き込まれていき、気がついたら終わってしまっていた。
こういうキュンとなるBL好みだー。 -
喫茶店のマスター×記憶障害の常連客
記憶障害を起こしやすい静良井は、記憶を失う前に日記に綴っていた恋人「M」を探していた。行きつけの喫茶店のマスター・中上と親しくなり、一緒に恋人探しを手伝ってもらうことになる。
3巻で完結する長編。
黒髪寡黙誠実な年下攻めと、特殊な事情をもつ幸薄い中性的な年上受け。カプとストーリーの雰囲気が「言ノ葉ノ花」と似てるので、そちらの作品が好きだった方には刺さるかも。
攻めの気持ちを思うと切なすぎる…!同じイニシャルの人が他にも出てきて、恋人「M」はいったい誰なのか、気になりながら読みました。1巻最後は衝撃なところで終わるので、2巻も楽しみです! -
少し長めのものを読みたくて、好きな作品の作者だったこともあって試しに1巻を購入。
切ない話なのは覚悟の上でしたが、とんでもないところで終わってしまって、読んだ後続きを買うまでものすごい焦燥感に包まれました。(さらに2巻でもそれが解消されないという…)
これから読む方は3巻まとめて買うのがよろしいかと。 -
とにかく一気に読まずにはいられませんでした。苦しいところで終わってしまって次の巻へと手が伸びました。
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Mは誰?とグイグイ読ませます。先が気になる。3巻揃えてから一気に読みました。
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2巻とまとめて読もうと思って読まずに置いといたのを2巻が出たので読んだ。切ない。2巻に続く。
砂原糖子の作品
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