恋敵と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇2~ (ディアプラス文庫)

著者 :
制作 : 竹美家 らら 
  • 新書館
4.75
  • (7)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524578

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 竜起をライバル視しているコタ登場。仕事で一緒になるうちにコタは深を好きになり、竜起との関係を明かせない深は困惑する―。
    コタの竜起への屈折した感情を理解してしまう深。おまけに愚直なまでに恋心を向けてくるコタを嫌いにもなれない。この辺の複雑な心理描写が好きだったなー。もちろん深の竜起に対する気持ちは変わらないが、自分以外の誰かに対しての理解あるいは共感という感情は、ときどき恋に近いものがあると思うので、このままコタが深の近くにいたら竜起も気が気じゃなかったと思います。個人的にギリギリのラインでの揺れる心情とか好きなので、卓球シーンでのなっちゃん、そしてそれを鋭く察した竜起の嫉妬もおいしかった。そして不器用極まりないコタも好き。
    書き下ろしの『秘密と虹彩』はファンサービスとも言うべき一作。この後展開されるだろう、なっちゃんと計のからみが楽しみ。

  • なっちゃんを巡る三角関係。竜起を想うあまり不安をつのらせ仕事に逃げるなっちゃんが益々コタから惚れられてしまうという悪循環。でも竜起のなっちゃん溺愛度半端ないからそんなに(読み手は)不安じゃなかった。濃密エチも多かったしね。書き下しには潮と(個人的イチ押しキャラ)計の絡みもあり満足。無駄に悪役とかいないのも良い。

  • 待ちきれずにディアプラで読んでいたけれどやっぱりまとめて読めるとうれしい〜。そして書き下ろしは計潮カップルとなっちゃんたちの遂にご対面。ひとまず皆川くんが潮のことイケメンっていうところにすごくきゅんとしてしまった。
    王子が王子だから忘れがちなんですけど潮はイケメンなんですよ…新幹線にお弁当持ってきてくれるところにキュン死するかと思った。
    前からすきなんですけどますます彼氏力がうなぎのぼりなのでは。
    まぁなっちゃんから見た潮だからそうなのはわかるんだけど、なんか潮のいいところも、国江田さんのいびつさと強さと魅力もたくさん見えてきてすごくうれしい、楽しい〜。
    終始ぷんすこしてる国江田さんはかわいすぎるのでは。鬼太郎呼びにばくしょうしました。
    たくさんニヤニヤしつつはらはらしたりキュンとしたりジーンとしたりで感情が忙しいよ。
    しかしこれだけ積み重ねてきたものを見せてもらえるのはほんとうにうれしい。だいすきだ。
    大阪に仕事で行った話はどこで回収されるのかなって待ってたのですごくすごくうれしい〜。

    しっかりお仕事をしてるところ、仕事と自分の人生と向き合ってるところ、努力や葛藤を見た上でそこに何よりもの敬意と信頼と愛情を重ねていくところがこのシリーズのすきなところなので、なっちゃんが小太郎を叱るところ、「なんでも持ってる」ふうに見えてやっかまれる皆川くんのことを「ちゃんと知ってる」ところ、皆川くんの連れてきてくれた場所で自分の新しい生き方を見つめているところにグッとくる。
    そしてなっちゃんは相変わらずのかわいさ。地の文で大阪弁がでるのかわいい〜〜〜。
    このテンポのよさはほんとうに最高だな。
    皆川くんと付き合うの相当大変だろうと思うし、実際その通りなので苦労も垣間見えるのですが、ふたりらしい心地よい関係とはちゃめちゃさがまた楽しい。
    ラブシーンが本当によいのです、ふたりらしくて。
    なっちゃんの不安や戸惑いを貪欲さで塗り潰す皆川くんと、その横暴すぎる気持ちを受け止めて愛して応えられるなっちゃんよ。
    仕事以外で人と関わらない国江田さんや潮と対照的にどんどんいろんな場所に出て人間関係の渦の中で様々なものを積み上げていくふたりらしく、今回は小太郎くんを軸にスタッフ陣や古い友達たち、周囲の人たちとの中で浮き彫りになっていくものがたくさんあるのが楽しい。
    その中に潮と計が加わったのがまた楽しいんですよ。
    うーん、全然上手く言えてないけどだいすきで楽しかったということにつきます。

全1件中 1 - 1件を表示

恋敵と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇2~ (ディアプラス文庫)のその他の作品

一穂ミチの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする