先生も春休み ― 屋上の暇人ども (4) (ウィングス文庫)

著者 : 菅野彰
制作 : 架月 弥 
  • 新書館 (2002年3月1日発売)
3.21
  • (0)
  • (6)
  • (12)
  • (0)
  • (1)
  • 34人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403540493

作品紹介

春休み、束の間の平穏を楽しむ天沼の自宅に、同僚教師である佐川が突然やって来た。「不意に顔が見たくなったんでね」。さらに、そこにやって来たのは、天沼の腹ちがいの妹・明。兄を愛する明は、何やらありげな佐川に噛みついて…。天文部の顧問、温厚で寛容でそして底のしれない(?)男・天沼。その誰も知らない胸のうちとは…!!人気の先生コンビが主役!!番外篇「先生も春休み」ほか、「シャッフル・タイム」とその後の春休みを描いた書き下ろしも収録。

先生も春休み ― 屋上の暇人ども (4) (ウィングス文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 試験が終わって春休みになった天文部の面々のそれぞれの憂いと、
    未来を除く三人がひょんなことで関わった野球部の暑苦しくて美しい青春と、
    天沼先生と佐川先生の話。

    何があっても変わらないものを、崇めるように見ていたい気持ちと、

    容赦なく変わっていくものを思って、寂しさと憂鬱とちょっとの希望の綯い交ぜになった複雑な気持ちの、

    両方が何となくわかるなあと思いました。

    あとは佐川先生はガチなのかとうっすら期待していたのだが、

    きちんとした一教師でした。

    天沼先生も佐川先生も、学校にいてほしい先生だと思います。

  • シャッフルタイム‥バイトする子どもたちの春休み
    先生も春休み‥天沼先生の妹、明の登場により天沼先生の生い立ちなどが分かる。佐川先生の意外な懐の大きさに感動。

  • 購入、未読。

  • 高校生の春休みな中編も入ってます。だらだらバイト。先生は先生で修羅場。佐川先生がかなり好きになった。いい加減だけど時に真理をつくよなぁ。終盤の、衝動的な殺意を持て余して苦悩する明に対した佐川の台詞が凄く良い。ああ、こういうことだよなぁ、と。

    <font color="green">
       「その衝動が苦しいのは、本当はそんなことは少しもしたくないからだろう?」
       「本当にやりたくないことを労力をかけてやっちまうほど、人間は勤勉じゃないぞ」
       「だからその衝動がおまえさんの性なんじゃなくて」
       「その衝動を堪えてるところが」
       「そこで震えてる、指が」
       「あんたの性なんじゃないのか」</font>

全4件中 1 - 4件を表示

菅野彰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

先生も春休み ― 屋上の暇人ども (4) (ウィングス文庫)はこんな本です

ツイートする