パートタイム・ナニー (2) (ウィングス文庫)

著者 : 嬉野君

• 新書館 (2008年7月10日発売)

作品紹介・あらすじ

-剛くん、結婚して。サダコのような黒ずくめの女・サキに、突然結婚を迫られた剛。面白がるバブーのせいで彼女とデートする羽目になる剛だが、そのサキに何故かバブーがプロポーズ!?-「花嫁グレイ篇」とバブーの成人試験の合否をかけた、剛vsバブーの日本全国鬼ごっこを描いた「王様ゲーム篇」+書き下ろしを収録。最強のトラブルメーカーお坊ちゃま、バーソロミュー(通称バブー)と、現役男子高校生にして時給五千円の雇われ乳母、剛が繰り広げる荒唐無稽コメディ第二弾、さらにパワーアップして登場。

感想・レビュー・書評

[【静】さんの感想 · 2016年5月13日]

おお、バブーのママン登場。伯爵家の嫁になるような人も只者じゃ済まないわけね。で、バブーの親戚筋にあたる陛下も登場。やっぱり陛下も一筋縄じゃいかない訳で、あの国は危うい均衡の上に成り立ってるみたいなもんですね。逆に彼らの血筋のおかげで厄除け魔除けになってるんじゃなかろうか？

[aca-changさんの感想 · 2009年4月27日]

ラルは性格がいいのではなく、いい性格をしている。

[べんけい飯さんの感想 · 2008年7月19日]

今度もハイテンションに楽しかったです！
剛のナニーっぷりに磨きがかかってきています。
手錠が外せる高校生って凄い。

著者プロフィール

うれしの・きみ
長崎県出身。魚座・B型。『小説ウィングス』2006年夏号『パートタイム・ナニー』にてデビュー。著書には講談社文庫『妖怪極楽』のほか、『ペテン師一山400円』、『金星特急』シリーズ、『異人街シネマの料理人』シリーズなどがある。世界放浪とお酒が好き。

「2016年 『黒猫邸の晩餐会』 で使われていた紹介文から引用しています。」