金星特急 (1) (ウィングス文庫)

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403541483

感想・レビュー・書評

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  • 初(?)少女向けノベル!
    イケメン率が高いのは女性向けだが、意外とグロくてびっくりした。女性が読む小説って人あんま殺しちゃいけないのかと思ってたらバンバン死ぬ。
    内容は重いが主人公が明るいので楽しく読めました。一気読み(?)するつもりですが、楽しみです^^

  • 少女小説好きさんにオススメされたシリーズです。
    1巻の舞台は架空の地球の日本と上海ですが、20世紀初頭のようなオリエンタルな雰囲気が堪りません。
    ストーリーも錆丸の目の前で次から次へと摩訶不思議な現象が起きるのですが、まだまだこれから先何が起こるのか分からない彼等の行く末から目が離せません!
    全7巻まとめ買いしたので、2巻も読むのが楽しみです。

  • 凄く特殊な世界観だった。
    言語は一つで統一されていて、金星特急というのがある。
    金星は絶せの美女らしいが、結構曖昧に描かれてる。具体的なようで、実は大まかな印象しか描かれていない。

    錆丸はなんか読んでて和む(笑)
    どちらかと言えばシリアス目なこの話にこういう子がいるとメリハリ出て良い。
    でも、確かに砂鉄が思ってるように何故、砂鉄とユースタスを最初に選んだのかは少し気になった。本当に、ただ格好良かっただけで選んだのか?
    ユースタスについては気に入るまでの過程が描かれてるからそこまで違和感みたいなものは感じなかったが、砂鉄はちょっと無理矢理な気がしないでもない。

    月長石だったかな?あの美少年はなんか裏がありそうだ。
    砂鉄とユースタスが警戒するくらいの気配の消し方に、もしかしたら9人殺したのはこの美少年かもしれない。何者なのか・・・。

    劉強の顛末には驚いた。
    途中乗車は認めないのか金星特急。しかも、無理に乗ろうとすれば樹に変えられるとは。
    少しいいおじいちゃんなのかなと思ってきた矢先に樹になってしまって残念。

    ユースタス可愛い!凄く可愛い!
    腹の中にドラゴンは笑った(笑)
    物凄い美青年なはずなのにあのギャップ!
    これから注目したいな彼には。

    砂鉄はこの時点では色々謎だなぁ。
    まず通信してる瑠璃燕の彗星って誰よ?とは思わない(既にネタバレで知っているから)
    しかも、一人だけやたら素性が分からないんだもんなー。
    でも、最後の砂鉄パートのとこ凄く笑わせてもらった!
    金星の婿がもし、いざヤる前に縮んじゃったらってやつほんと面白かった。そんなん考えるのか普通!?(笑)
    まあ、でも子種残したいらしい金星のことを思うとそこに考え回るもんなのかな?
    確かに、いざヤるとき縮んで出来なかったら金星に消されるかも?とか考えるのかなぁ(笑)
    いやぁ、砂鉄の考えには笑った!

    これからどうなるのか楽しみだ。

  • ふぉろわさんに勧められて。

    ユースタスかわっなんだこいつかわっ
    天然大食らいかわいい
    錆丸のキャラがすき、この子かわいい。とてもかわいい。一途。
    砂鉄もさー!くそかっけーな!そしてかわいいな!みんなかわいいな!!


    砂鉄とユースタスのとこがな…?
    えっホモ…ホモなの…?!って動揺してたんだけど、この腐女子めって自分を罵りつつ見てたんだけど、
    まさかの ホモジャナイ疑惑
    全地面様の動揺がノンストップ 地面様激震
    正直激震すぎて他のところの記憶が飛んだ。

    面白いほんと面白い。設定からして楽しいもんこれ

    気になるから続き…読むよ…バイトまで…

    @市立図書館

  • 設定がとにかく、素敵です。
    銀河鉄道999とか連想してしまいました。
    とりあえずは謎だらけ始まったばかりの一巻です
    ただ、秘密を抱えていそうな登場人物ばかりですが、何かを秘めていることをちょいちょい小出しにほのめかしていますので、どうなるんだろうという予想をしながらさくさく読めます。
    とりあえず気になるところはウェルの存在と、それを気にする砂鉄と、性別やらなにやらに疑問の残るユースタスと、能天気そうに見えてこういろいろ抱えていそうな錆丸、あと根本的な金星という存在に対する疑問。
    設定も登場人物もすごくひきつけられるので、先が気になってどんどん読み進められそうです。

  • 面白いとの噂を聞き中古本落ちを1年以上待つも全然落ちてこないので、全巻揃う前に見切り発車。今の世界とパラレルな世界観で、微妙な違いを嗅ぎ取るのも楽しい。共に金星へ同乗する主人公ら3人の凸凹トリオの出自がシリアスっぽくもあり、行動がコミカルでもあり、まだまだ序章で先の読めない段階ですが道中に期待が持てます。

  • なんなのもう!久々にこのわくわくする気持ち!本に夢中になってた十代を思い出しちゃうような興奮っぷり。お、おもしろい!
    ぐいぐい本の中に引き込まれて、訳あり謎ありの人たちてんこ盛り、なんにも明かされてなくても、むしろだからこそ気になって読み進めて、未だに冷めないこの熱。
    蝶の子が着物を着てくるっとまわっちゃうようなとことか印象的。

  • 全体通しての感想。謎が多く、コミカルで読みやすい。メインもさることながら、サイドストーリーがまた良い。夏草編とか。戦闘シーンが少し物足りないのは少女向け小説だから仕方ないのかな。にしては、下ネタあるけど(^^)
    たまに入るトリビアも、へぇ~でした。(蟻縫合とか)
    キャラ萌え。設定萌え。ごちそうさまでした。

  • 金星の花婿候補を乗せる“金星特急”。
    1巻ではまだ旅が始まったばかりで、金星の正体も、主人公・錆丸たちの背景も謎だらけ。
    早く知りたい!ので、2巻早く読まなきゃ!

  • 絶世の美女「金星」の花婿に選ばれれば、この世の栄華は思いのままだが、花婿候補を運ぶ列車「金星特急」に乗って帰ってきたものはいない。
    その一目惚れした金星に会うために高校生の冒険が始まる。

    このラノで紹介されてたから買うことができたけど、BLっぽい表紙だけでは絶対に手をだせていなかったと思う(笑)
    だけど、なかなか見どころが多くて最後までサクサク読めた!
    1巻完結ではないのでできるものだと思うけど、金星の目的、力、物語の終着点が最後まで語られないのが今後どのように展開していくのか楽しみですね!
    あと、できれば女の子を登場を願いたい(笑)

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著者プロフィール

うれしの・きみ
長崎県出身。魚座・B型。『小説ウィングス』2006年夏号『パートタイム・ナニー』にてデビュー。著書には講談社文庫『妖怪極楽』のほか、『ペテン師一山400円』、『金星特急』シリーズ、『異人街シネマの料理人』シリーズなどがある。世界放浪とお酒が好き。

「2016年 『黒猫邸の晩餐会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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