金星特急 (4) (ウィングス文庫)

著者 : 嬉野君
制作 : 高山 しのぶ 
  • 新書館 (2011年6月9日発売)
4.46
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  • 本棚登録 :154
  • レビュー :19
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403541681

作品紹介

心臓を貫かれながらも一命を取り留めた錆丸だが、目覚めると月氏の幕営地からも遠く離れた草原の彼方にいた。スクープ目当てのマスコミに攫われたのだ。捜索にやって来た黒曜によって自由は取り戻すものの、期限内に金星特急に戻ることはかなわない。自身が樹に変わる瞬間を静かに待つ錆丸の運命は…!?一方、特急は定刻通り発車する。不本意ながらもアルベルトの護衛に雇われた砂鉄は、錆丸のいない車内でユースタスと殿下を守りつつ旅を続けることになるが…。

金星特急 (4) (ウィングス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 一命を取り留めた錆丸だが、スクープ目当てのマスコミに攫われ、期限内に金星特急に戻ることはかなわなくなる。自身が樹に変わる瞬間を静かに待つ錆丸の運命は…。

    少女小説の掟みたいなものをバンバンと破ってくれます。
    人を殺さない、主人公側の人間は基本いい人という暗黙の了解が通じなくて清々しい。そして、錆丸に甘くない世界。
    個人的には巻末の書き下ろしが衝撃的でした。三月……。

  • 砂鉄……!早く5巻が読みたいような、完結するまで待ったほうが身のためなのか。因みに大奥(よしながふみ)は完結するまで待つことに決めました(`・ω・´)キリッ

  • 本編と描き下ろし、それぞれ三つに分かれ疾走していく(+2?)相変わらず面白かったですが、金星特急自体の存在が薄く感じられた。主人公に都合のよい展開なので、あまりハラハラ出来なくなったせいか。でも錆丸の性格は好きです。
    砂鉄がダウンし、ユースタスが超頑張ったのには、他の登場人物と一緒に驚きました。
    私も本好きの人見知りなので、夏草に共感した。2年待った新刊なんて甘い!私は10年以上待っているぜ。
    過去話がたくさんあり、人間の人格形成には、元々の性格+幼い頃の育った環境が影響するのだなと改めて思った。自分の子供時代も思い出して懐かしくなりました。

  • 金星特急に乗り遅れた錆丸でしたが、何故か樹に変化する事はありませんでした。
    月氏の幕営地で夏草と三月を護衛に雇うと、錆丸は金星特急を追ってヨーロッパとアジアの玄関口であるイスタンブールへ向かうのでした。
    一方、錆丸の事を気に掛けながら金星特急に乗った砂鉄、ユースタス、アルベルト組も花婿候補達の殺し合いに巻き込まれていきます。

    錆丸が樹に変身しなかった理由は、やはり彼のピアスにだけ制限時間が表示されない理由と何か関係がありそうです。
    更に、砂鉄の煙草に仕込まれていた毒ですが、幕営地では三月達も砂鉄の煙草を吸っていたので、彼等に当たらなかったのは不幸中の幸いだと思いました。
    アルベルトも3巻から恐いとは思っていましたが、今回は更に底知れぬ恐さを感じました。
    次々と濃い展開になっていき感想もまとまりませんが、番外編の二鎖達の十歳頃の話は印象的でした。
    砂鉄の右目は月氏に入ってから失ったのではなく、大事な妹を守る為に出来た傷だと分かり、彼の家族に対する愛情が本当に強い事を認識しました。
    あと、あとがきの「砂鉄は料理の出来ない女に好かれる呪いにかかってる」に爆笑しました(笑)。

  • 4巻目
    本当に次から次へと試練がやってきて目が離せません!

    とりあえず瀕死→誘拐とトラブルだらけの錆丸です
    でも段々と成長して(外も中身も)、かっこよくなってる
    三月・夏草のスパルタで色々と頑張ってます
    それにしても、錆丸は優しいけど度胸すばらしいね、肝もすわってる


    そして砂鉄とユースタスはもう、ウワアアアア...てなりましした、はい

    今までに登場した人物がいろいろな思惑で、いろいろな秘密を抱えてからみあって、少しずつ全体像が明らかになっているようなでもまだ謎ばかりですね
    続きが気になるのですごいスピードで読み進めております
    巻を重ねていく度にどんどん面白くなっていってる^^

    描きおろしのチョコレートもすごくよかったです
    甘いタイトルの割に内容はすごくビターだけど、月氏の男達の幼少期その1でした

  • 面倒くさいヤツ代表のアルベルト殿下が表紙前面に登場でありますが、今回は許す。犬猿の仲であろうと蹉跌のために危険を冒してくれた。尤も、目障りなやつを凹ましたれ!くらいの、単なるS趣味かとも思われますがw。ユースタスの謎をはじめ、どんどん各自のもち札がオープンになってきてるけど、まだ何処でどの様に組み合わされていくのかまだ想像もつきません。月氏3人の二鎖の過去を書いた「チョコレート1」は苦い!カカオ成分100%糖分ゼロか!そりゃ月氏に入るくらいだから普通じゃないんだろうけど。

  • ユースタスが…!砂鉄が…!謎が謎を読んだり、脇役にもきちんとストーリーがあったり。おもしろいー!

  • 周りのキャラにもそれぞれ人生が感じられて素晴らしい。
    砂鉄は冷静沈着だと思ってたけど、本能だけで動いてるお人だったようです。
    いざという時の決断は冷静な判断ではなく生存本能が成せる業だったようです。若いねえ。
    アルベルト王子の王子様らしい品のある腹黒さが素敵。そして主人公が謎だらけ。

  • 心臓を貫かれながらも一命を取り留めた錆丸だが、目覚めると月氏の幕営地からも遠く離れた草原の彼方にいた。スクープ目当てのマスコミに攫われたのだ。捜索にやって来た黒曜によって自由は取り戻すものの、期限内に金星特急に戻ることは適わない。自身が樹に変わる瞬間を静かに待つ錆丸の運命は!?一方、特急は定刻通り発車する。不本意ながらもアルベルトの護衛に雇われた砂鉄は、錆丸のいない車内でユースタスと殿下を守りつつ旅を続けることになるが・・・。

    錆丸が死なない理由。金星に出会って何がどう変わったのか。ユースタスがボディーチェックを逃れた謎。金星堂の女の子たちが誘拐された訳。気になることは多々ありますが、今回の目玉はやっぱりユースタスでしょう!薄々感じていたものの、ようやく身元と金星特急に乗った理由が判明。砂鉄の死を感じたことでようやく彼への気持ちに気づきつつあるユースタスにきゅんきゅんでした。大切な人を守るためにある力なら、きっとそれはどんな形でも悪いものじゃないよね。
    そして、個人的に私は夏草さん大好きです。本好きに悪い人はいない・・・!!検閲のある世界で本を愛し新刊を楽しみにする一鎖。シュールだな~。しかもどこか陰を持ってそうで、過去に訳あり。ああー次巻の書下ろしが今から楽しみすぎる。錆丸もいよいよ特急に戻れそうだし、早くも三人(アルベルトも入れれば四人?)の会話が読みたいです。

  • 謎が少しずつ解明されてきて、何書いてもネタバレになりそうでレビューが難しすぎるw息をつかせない展開で、続巻待て状態が辛すぎるシリーズです。あいかわらずユースタスが大好きだー出番少なかったけどwここらで1巻から読み直そうと思います。

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