咲姫、ゆきます！ ～夢見る平安京～ (ウィングス文庫)

著者 : 如月天音

• 新書館 (2011年11月9日発売)

作品紹介・あらすじ

いずれの帝の御時か-。京に住む陰陽頭の娘・咲姫は、父に似て陰陽の術が得意な十六歳。式神と契約することにも成功し、今は恋より術に夢中だ。ある時、入内をひかえた右大臣家の高嶺姫を咲姫が卜占することになった。あらわれた卦は"恋"。咲姫は夢見の術を使い、高嶺姫の真実の恋を手助けする。その一方、咲姫自身は当代一のモテ系貴公子・涼風の少将と出会い…?美貌の式神・空木の力を借りて乙女の悩みは咲姫が解決!!どきどき平安陰陽ファンタジー。

感想・レビュー・書評

[三田主水さんの感想 · 2020年2月23日]

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2011/11/post-3eca.html

[笹樹さんの感想 · 2011年12月4日]

美貌の愛妻家陰陽師に保憲さんを思ったのは私だけだろうか…。とはいえ、今作の主役は姫君。カラー的には、『平安風華抄』が近いか。
ちょっと不器用で、元気で、陰陽の才能はあって、式神と思ってる仙界の人に夢中な姫君はとてもかわいらしい。高嶺の姫も良かったなぁ。「悪い人」はいなくてラブラブ幸せハッピーエンドで、なんだか少女小説だなぁとしみじみ思ったのでした。
面白かった。続きあるのかなぁ。