ミレニアムの翼~320階の守護者と三人の家出人~ (2) (ウィングス文庫)
- 新書館 (2013年9月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403541940
作品紹介・あらすじ
機械いじりの天才ジョニー、暗殺者から身を隠す王女ラモーナ、"田園"出身の青年ナッシュが居着き、サイラスの便利屋兼自宅はすっかり賑やかに。そんな時突然、"発明卿"殺人事件の容疑者としてナッシュが逮捕される。調べによると、ナッシュと同じホイッスラー姓の人間が他にも大量に逮捕されているらしい。逮捕を命じた"発明卿"ジャカード卿にナッシュの無実と釈放を直訴するため、サイラスたちは彼の主催するパーティに忍び込むが!?好評シリーズ第2弾!!
感想・レビュー・書評
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「塔」と「田園」に分かれて住むスチームパンク風異世界を舞台にした何でも屋の大男、彼に懐いて居候となった技術貴族の息子、全塔登段を目指す若者、暗殺されそうになった王女を巡る物語1巻。面白い。最後の短編は泣けた。機械犬のヒューイが可愛い。
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逮捕された友人を救うために出向いた先で
居候の少年の身元が判明。
何故同じ性ばかりが逮捕されているのか、を探るため
乗り込んだ先にて、ばれた身元。
何かこう…この親にしてこの子あり、という気も。
人の話、聞いてない…w
6人目、のノートやら記録やらを見て
ありですか!? な状態へ。
記録も研究もなかったら、どこのおとぎ話? と
首をかしげてしまう展開です。
いや、カレンの家の家訓も合わさって
ものすごい納得感はありますが。
どうにかして実行したというのに、予測は外れ
彼はやはり消えてしまう。
それに関しても、何故なのか、という謎が。
一度したら、外れないのでしょうか??
おまけ小説の慌てっぷりが、非常に笑えます。 -
四人でわいわいしているところが好きなんですけど、この後はどうなるのかな。
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1巻では掴みどころのなかったナッシュがやっとわかった! アホの子じゃなくて裏をよむ気ゼロの子だったのね。いい子だよー、サイラス達にはぜひ謎を解いてもらわなくては。
「ラモーラの誤謬」は笑っちゃったが、「結婚してからその人を好きになる」が正解のケースもあるよね、と淋しくもなり。身分って大変。