金星特急・外伝 (ウィングス文庫)

著者 :
制作 : 高山 しのぶ 
  • 新書館
4.54
  • (22)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403541971

作品紹介・あらすじ

フランス外人部隊の砦に調査潜入した白鎖五十二位の夏草は、瞳の中に虚無を抱えるルイという中隊長に出逢い…?金星の残した不思議な力を回収すべく世界を旅する砂鉄とユースタス。純国普と戦いながら言語の研究を続ける王女達と、それを護衛する月氏達。そして金星との娘を育てる錆丸。錆丸と金星の世紀の恋の一方で語られなかったいくつかの物語と、彼らの旅の後日談を描いた、大人気シリーズ珠玉の番外篇集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • もったいなくてゆっくり味わいました。
    まさしく帯通り珠玉の短編集でした。
    ちょっと上手くまとまりすぎ――と思ったのは、私がひねくれているからでしょう。ほっこりできて良かったです。
    ラノベなのに背景・説明文がしっかりしている為、世界観も楽しめました。

  • 砂鉄とユースタスのその後、夏草と三月の出逢い、そして父親となった錆丸の現在――錆丸と金星の世紀の恋の一方で語られなかったいくつかの物語と、彼らの旅の後日談を描いた番外編集。

    みんなの後日談が読めて幸せでした。
    本編が終わって、誰が死ぬとかもう心配しなくていいので、安心して読めましたし。
    特に砂鉄とユースタスがこんなに幸せいっぱいなのが嬉しくてしょうがない! お互いがお互いをすごく大切に想っているのが伝わってきてお腹いっぱいでした。満腹。
    いつか子どもも産まれるといいなぁ。絶対男の子で。この二人の子どもだったら間違いなく強いので、桜ちゃんの護衛が増えるといい。そんでもって恋愛的な何かもあるといい!(笑)

    夏草と三月の出逢いも読めたのも嬉しかったです。
    三月の家族への渇望が満たされていった過程が、本編も含めてきちんと描かれていたので、ある意味影のもう一人の主人公は彼だったのかもしれないと思いました。しかし桜ちゃん溺愛し過ぎて、彼氏出来た時が怖過ぎるな…(笑)

    正真正銘これで最後、かと思うと…寂しい。すごく寂しいです。
    ずっと読んでいたい物語でした。新刊出る度に一気読みして、毎回面白い!と満足できる小説は他に中々ないので。なのでこの小説に出会えて良かったなって改めて思います。
    嬉野先生の次回作も楽しみにしています。

  • もっと読んでいたかった。
    これで終わりだなんてやっぱり全然足りないよう(´;ω;` )
    皆さん、二次でもいいから く だ さ い!!!

  • 金星特急シリーズ、全巻完読です。
    番外編だから、もう旅の後のみんなには会えないと思っていたのですが、オールキャラ総出演で最高の一冊でした。
    特に三月。
    三月可愛いよ、三月。
    夏草との出会いの話、好きだったなぁ。
    これ読んでから本編また読んだら三月の見方変わりそう。
    夏草もね、すごく人間ぽくて好き。
    この短編読んで、いままでわき役の一人としか思っていないところがあったけど、どうしてどうして、すごくいい奴らじゃん、と株が上がりました。

    砂鉄とユースタスの安定な関係もほっとします。
    ユースタスは自分を受け入れてくれるものに出逢えて幸せだな。

    鎖様の少女時代の話もラプンツェルみたいだったけど、あの後どうやって月氏に入ったのか、もっと読みたかった。

    最後に、父親になった錆丸。
    世界の中心は桜、と金星。
    その愛情が強く優しくあったかくて、ああ、ここに金星がいたらなぁって思ってしまった。
    いたらきっと、彼女はもっと人間くさくなって、桜に甘い錆丸の代わりに叱ったり、栄養計算してご飯作ったり、しっかり者のお母さんになってった気がする。
    でも彼女はいない。
    愛しの娘の中に眠っているかもしれない金星の能力を危惧しながらも、たくさんの味方に囲まれて、錆丸はきっとますます強くなり、ますます桜を強く愛するようになるのだろう。
    でも、桜をだめにしなそうな適度な父の愛情の量を心得ていそう(笑)
    三月とか無条件に桜にでれてるお兄ちゃんが身近にいるからね。
    結びの錆丸のセリフが、この金星特急の長いシリーズの締めくくりとしてとてもふさわしいものだと思った。
    まさにこのための旅だったのだ、と。

    嬉野先生の次回作、楽しみにしています。

  • なんだよアルベルト王子かっこいいじゃないか、アルベルト王子の癖に生意気な。 桜ちゃんはたくさんの愛に囲まれて幸せになってほしい。三月と伊織は混ぜるな危険。ユースタスの父親はそんなに悪人ではなかったのが救い。お家大事で愛は外での貴族としてはごく普通なのかも。鎖様切なすぎる。夏草ちゃんは愛されてるのね。桜ちゃんがユースタスが大好きなのは、金星がユースタスを素敵な女の子として認めていて後のことを頼むくらい信頼していることも関係してるのかも。金星とユースタスもいい友達になれたのかもしれないと思うと切ない。

  • 三月がやっと泣いてくれて、人間になっていってるって感じて、こっちも救われた。砂ユがあますぎて満足。桜かわいい。ちくわ。

  • 三月!!!!!!!!!!!!!!

    三月が三月で三月うおおおん三月…
    例えるなら三月の結婚式を見た気分です みたされている みたされているよ

    外伝の外伝はまだですかまだなんですかねえどうなんですかすきです待ってます


    @市立図書館

  • 桜語録に噴いた
    ユースタスがゆすたすちゃんw
    好物がちくわて…ww

    アルベルト殿下の手紙がときめきました。

  • はぁ~♡どの話も良かった~♡端から見ているこちらまで幸せオーラで満たされるっていうのに、砂鉄&ユースタスを狼王ロボ&ブランカにたとえる死亡フラグが立ちそうなネーミングは不吉でイヤだ><。どうか跳ね返して欲しい。それから「歩きタバコ・ポイ捨てはダメ」と、ユースタスは砂鉄に教育したってね^^。欲を言えば、伊織さんのエピソードをもっと!

  • 桜ちゃんがめちゃくちゃ普通の女の子で癒されました。ちくわ!
    桜ちゃんかわいい、というか桜ちゃんにめろめろな周囲がかわいい。
    特に三月にはやられました。
    夏草と三月の出会いがすごく良かったなあ…。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

うれしの・きみ
長崎県出身。魚座・B型。『小説ウィングス』2006年夏号『パートタイム・ナニー』にてデビュー。著書には講談社文庫『妖怪極楽』のほか、『ペテン師一山400円』、『金星特急』シリーズ、『異人街シネマの料理人』シリーズなどがある。世界放浪とお酒が好き。

「2016年 『黒猫邸の晩餐会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

嬉野君の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする