悪魔の聖餐 アドリアン・イングリッシュ 3 (モノクローム・ロマンス文庫)

  • 新書館 (2014年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (504ページ) / ISBN・EAN: 9784403560187

みんなの感想まとめ

感情の揺れ動きが鮮烈に描かれたこの作品は、複雑な人間関係と切ない恋愛模様が織りなすミステリーです。特に、アドリアンとジェイクの関係は波乱に満ちており、ジェイクの振る舞いに憤りを覚えつつも、アドリアンの...

感想・レビュー・書評

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  • ジェイクがとにかく不誠実だけど、不思議と嫌いになれないし彼の葛藤もわかってしまう。ジェイクの本当の自分を隠した結婚が上手くいくわけないと読者にわかってしまうのも、アドリアンがジェイクがいずれ女性と結婚するとわかっていて抵抗しないのも、抵抗しないけどジェイクを想い続けたままなのも、ガイに惹かれながらもジェイクが頭から離れずガイを受け入れられないのも、事件を追及せずにはいられないけどジェイクに迷惑がかからないように必死で振る舞うのも、元恋人を忘れられないアドリアンを責めず協力してくれる優しいガイも、全部が苦しくて辛い。 事件は悪魔崇拝のカルト集団が殺人事件を起こすというもので、あっと驚くどんでん返しはないものの、非常によく出来ている。この作者の知識量は一体どうなっているのか。ずぶの素人なので整合性はわからないものの死者の囁きも今作も、物凄くよく調べて書かれているなあと感じる。読んでると自分も物知りな人間になっていくような気がする(笑)

  • まさに“The Hell You Say”な出来事が続発。なんか表紙が不穏だな〜とは思ったんだけど、そういうことですか(泣)。hellという単語づかいは、今回のストーリーが悪魔崇拝カルトを巡るものであることと引っ掛けてあるのかな。

    怪しくも勤勉なクローク&ダガー書店の従業員アンガスが、黒魔術に傾倒する学生グループからしつこく脅迫を受けていたため、アドリアンはアンガスがしばらく身を隠せるように休みを与える。ところが、今度はアドリアンが脅しを受けるようになってしまう。いつもなら「首を突っ込むな!」と文句を言いつつ、事件解決のためにアドリアンに伴走してくれるジェイクが、今回は居ない。

    なぜなら、ジェイクが結婚するからという理由でふたりが決別してしまったから〜〜〜ぁぁぁ(T⌓T)
    その隙間に割り込んでくるのが、アンガスをTAに使っていたUCLAの教授スノーデン。かなり魅力的なオッサンっぽい。どうなる〜〜〜!?!?!

    決着を見ないまま次巻に続く…。
    事件を解決してからジェイクに会うことなく姿を消すアドリアン、カッコ良すぎる。

    なぜか巻末に、三浦しをんさんの解説が付いていた。うれしかった♡けど、突然どうしました?

  • 表紙からもしや新たな男が出てくる?三角関係?と当たりをつけながら読んでいきましたが、それどころじゃなかった!

    あまりにも突然すぎる急展開に衝撃。
    自身が同性愛者であることを認められないリオーダンがアドリアンへの愛との狭間で葛藤しているのは伝わっていたけど、それ程だったのかと。でも自分を偽ってでも生きようとする様は凄くリアルだなと思いました。家族からの目、社会や自分が属する集団からの目…多様なセクシュアリティが今ほど認められてない時代だと尚更。ただやっぱり不誠実すぎる!ガイという新しい恋の相手も現れる中でこれからどうなるのか予想がつきません。

    オカルトや悪魔崇拝といった分野の事件も面白かった。単に猟奇的犯罪として扱うのではなくサタニズム信仰の側面も描いていて、やや難解な解説が本格ミステリっぽくて良い。

    三浦しをんさんの解説は、読者の気持ちを丁寧に言語化されていて必見です。

  • M/Mのロマミス、アドリアンイングリッシュ第3作目。

    ちょっとー!今回の展開!!!
    急転直下すぎて、心が付いていけないんだけどもっ(´;ω;`)
    切なすぎて、途中泣けてきた…!

    いや、ジェイク酷いよ〜!
    ジェイクの気持ちも分かって、苦しいんだけど…でも、やっぱりアドリアンが可哀想過ぎる。

    こんな切ない展開なのに、途中の台詞とかでくすっと笑える所もあるしミステリ部分も気になるしでぐいぐい読める。
    面白かったー!
    あと、チャン刑事が1巻からは想像出来ないくらい良い人。

    早く4巻も読まなくては!
    でも、チラッと見たら4巻は内容的に2年後なのね⁉︎
    そんなー(´⊙ω⊙`)!!!
    この3巻の気持ちのまま、そこに気持ちが切り替えられるのかしら…心配。


    解説が三浦しをんさんだったんだけど、読んだ人のこの複雑な気持ちを的確に解説して下さってる。
    解説まで面白く読めた。


    そして完全に勝手な自分のイメージなんだけど、ジェイクはマイケル・ファスベンダーって感じ。
    金髪じゃないけど。

  • 何と辛い展開なのだ……。
    リアリティーがあるからこそ辛い。
    ジェイクはいつも言葉が少なくて、不安になる。

    途中で『料理長が多すぎる!』のお話が出てきて、おお~っと思った。
    そして、エルフとかドアーフとかって、日本でいう鬼とか座敷わらし位にメジャーなんだなーと。

    話は戻って、アドリアンはガイ教授と付き合うようだけど、優しすぎて物足りなくならないかな……。次巻読んじゃお!

  • シリーズ第3弾。読み終わってすぐの感想は、ジェイクのバカヤロ~!でした。もうねアドリアンが可哀想で切なくて私の中でジェイクの株大暴落ですよ… こんな事ってありですか!ってジェイクの胸ぐら掴んで詰め寄りたい気分です。ジェイクの気持ちが理解出来ないんじゃなくて理解したくないわ… 事件部分は悪魔信仰する団体が絡んでいくんですが、もう頭は2人の事でいっぱいで(笑) このやるせなさを解消するにはどうすれば!って感じで続き読みます。

  • オカルトやカルトについては、やはり翻訳ものだから、いまいちピンとこず。

    ジェイクの保身っぷりにイライラするが、実際のところはこんな感じなのかも。

  • 今回はミステリーというより冒険スリラー的な話。謎のオカルト集団対アドリアン。正直このタイプはあまり好みではなかったけど、それを補うのがアドリアンとジェイクのラブストーリー。自分をゲイだと認められないジェイクに対比するように、知的な魅力のガイが登場。
    他にも前々からあったアドリアンの心臓の問題や、母の再婚など盛りだくさん。海外ものはその辺抜かりがないというかM/M小説もそういうところがリアルですね。
    でも何より衝撃だったのはジェイクの選択。ジェーイークー!!(怒)アドリアンが終始諦観してるかのような態度なので読み手がその分エキサイトする展開でした。

  • 前作でいい雰囲気になったのに
    ちょ……ジェイク お前ー!! って思ってしまったんですけど
    続きを早く読まなくちゃ

  • このシリーズ、もっと評価されていいと思う。
    とりあえずこの巻では「ジェイクてめぇ!!」と言いたいww
    や、彼の気持ちもわかるんですけどね、どうしてもアドリアン目線で見ちゃうわけですよ。
    ジレンマを最高に楽しめる作品となっておりますwww
    今現在4巻まで出ていますが最終巻は年末発売だそうで。
    待てるかしらアタイ…

  • 大好きなシリーズでゲイ小説。
    日本のBLとレベルが違う!!
    リアリティがあるし推理小説としても面白い(≧∇≦)b OK。
    書店の店主兼推理作家のアドリアン。
    書店でバイトをしてるアンガスにトラブルが…
    アンガスを脅してたのはカルト教団。
    アンガスは失踪、
    今度はその団体がアドリアンを脅し命を狙ってくる。

    今回は事件もさることながら
    アドリアンと恋人の刑事ジェイクの関係が!!
    アドリアンは自分の性癖を認めてるが
    ジェイクは自分の性癖を認めてなく
    間違ってると思っている。
    ジェイクの決断…
    アドリアンが切ない(ノд-。)クスン

  • シリーズはじめのほうは、ゲイばかりがでてくる魅惑のゲイミステリだわーと思いながらわくわく読んでいたのだけど、物語が進むにつれただウホウホしていた自分が恥ずかしくなりました。同じ性的志向を持つ者が出会い距離を近くしたとしても、安易な幸せが用意されてるわけでもなく、そこに描かれる葛藤やさみしさは多分誰しもが抱えたことのある感情。だからこそ、彼らの選択は胸を打つし、その切なさが(もえ)くるしい。

    M/Mというジャンルが日本におけるどのようなジャンルにカテゴライズされるべきものなのかよくわからないけれど、私が読んだ印象としては恋愛描写がメインになりがちなBL作品と違い、ヒューマンドラマを見ているような感覚に近い。しかし世界にはまだこんなにも未知なるときめきがあったのか!と所々で快哉を叫びたくなります。とりあえずアドリアン・イングリッシュシリーズを3冊読み、モノクロームロマンス文庫の既刊はすべて買うと決めました。なので新書館様には一刻も早いシリーズ4作目の刊行をお願いいたしたく…!

  • ちょ、ひでえ。
    なんつーとこで切るかな!!!!
    事件は解決したけども、問題はそこじゃなくて。
    三角関係どころか、えええええ???てな感じなんですが。
    ここまでこじらせると、どうやって元鞘に戻らせるんだろう??

  • アドリアンは巻き込まれ体質というか巻き込まれに行く体質というか。そしてジェイクの気持ちもわかるけど、でもやっぱり、ジェイクのあほー!! 早く続き読みたいです。

  • ちょっとショック受けてます。
    機能は占いの最下位・・・というのを見てしまってから不運続き。
    そして、この展開。
    ナンノシレンデスカ!!

    4巻の発売が2015年2月。

    待てません!!
    早くして!!!!!!!

    あぁ~、待ってないよ・・・ガクッ

  • 何度も手をとめて、まさかまさかと成り行きを見守り・・・え~ん・・・。
    以下続刊!を待つしかない身の上で、もうもう、切な過ぎる~!!
    分厚くて物語としての読み応えは十分ですし、とても面白かったです。
    ここで焦らすのは仕方ない・・・と納得はできるんだけど・・・早く読みたい~!!
    次巻は2月ごろとのことで、大人しく待っています。

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