源氏 (1) (ウィングス・コミックス)

著者 : 高河ゆん
  • 新書館 (1988年11月1日発売)
3.54
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  • 本棚登録 :268
  • レビュー :29
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403611797

源氏 (1) (ウィングス・コミックス)の感想・レビュー・書評

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  • キリのいいエントリでは、私が主に10代の頃に強い影響を受けた作品を紹介しています。1000エントリ目は、私が一番影響を受けた漫画家である、高河ゆんの「源氏」を取り上げる。100エントリ目が、同じく高河ゆんの「アーシアン」だったことからも、私が高河ゆんの初期作品にいかに魅せられていたかがよく分かってもらえると思う。
    「源氏」という作品について、どこが凄いのかを記すのはとても難しい。一応ストーリー漫画なんだけど、説明のない突飛な設定で話が勝手に進展するし、大事なエピソードを飛ばしてストーリーを何年も進めて、あとから番外編でそのエピソードが語られたり、マトモな読者ではこの漫画のストーリーを追うことすら困難だと思う。(著者の頭の中には完結した物語があるんだろうけど、紙面上でまったく表現できていない、ということだと思う)挙句の果てに、1994年に8巻が出版されて以来、20年も休載している。この作品はおそらくずっと未完のままであろう。(著者は、続きを描く可能性を否定していない)
    それでも、1990年前後に高河ゆんの漫画が熱狂的に受け入れられたことは事実であり、それなりの理由もある。魅力的なキャラクター(江端克己、平清盛(兄)、桜、北条政子、弁慶、周子などなど)もさりながら、彼らが前触れなく言い放つ刹那的かつ直情的なセリフに、多くの読者が惹かれたのだと思う。
    アニパロやおい全盛期の高河ゆんに熱狂した同人少女達は、現在では30代~50代になっている。それらの人々の多くは、彼女の漫画に熱狂したことを「黒歴史」だと思っており、今ではアンチに転じていたりもする。でも、私は「黒歴史」だとは思っていないし、今でも高河ゆんの漫画に出会えて本当に良かったと思っている。あの頃の高河ゆんの漫画は、若さと勢いだけで描かれており、ストーリー漫画としての体裁が整っているとは言えないけれど、周到に用意された予定調和的な作品では決して伝わらない「何か」が、この漫画には確かに存在するのである。ウィングスコミックスで8巻まで刊行中。

  • 続きが読みたくて仕方がない作品…途中までなのが残念すぎる

  • 私が高河先生にはまり、更には誤った道に進むことになってしまった、きっかけの作品。
    今更私ごときが語れるものなど何もないですが、絵もお話もセリフも全て好きです。
    克己、桜、義経、弁慶、政子、清盛兄、清盛弟、空也、義仲、巴、、、みんな可愛くてかっこ良くて、誰が好きとか選べません。
    うーん、でもまあ、強いて言うなら義経が好きかな!バカで可愛くて(笑)

    完結してないので★−1の4つです。

  • 高河ゆん

  • 『アーシアン』とほぼ同じ時期にやはりこちらにもハマりました。
    私の日本史好きの原点はこの本だと言ってもたぶん過言じゃない。克己のおかげで日本史上の頼朝(というか鎌倉時代全般)が好きになりました。
    当時は8巻まで持っていたけど、現在は所持本は無し。
    また集めたいなと思いつつ、途中で終わってしまっているのが気になってなかなか購入に踏み切れない本。

  • 所在:実家

  • ゆん作品でいちばん好きなんですが途中で中断して、それ以降続きももう描かないみたいで勿体無い><

  • 最後まで よみたいです先生…!

    未完だとしても星5つ。それくらいに影響も受けたし、心に残っています。
    周子ちゃんとかもう、気になって気になって…  20年経つんですね、一巻から!

  • 続いてもう一本。
    こちらも小学生の時、アーシアンと同時購入した想い入れのある作品。

    歴史では鎌倉時代がけっこう好きなのですが、鎌倉史をベースにした、聞き覚えのある登場人物たちが動きまくります(笑)
    当時BLってあまり受けが良くなかったとは思いますが、自分的にはスンナリ入っていけた世界ですね。

    主人公の克己はわがままキャラ。
    わがままキャラって好きじゃないんですけど、素直な感性とたまに見せるおとなびたセリフが妙に引かれます。
    お気に入りは平家側の嵯峨空也。
    4巻あたりで源氏側と提携し、ガーディアンから原石を奪う展開があるんですけど、彼の頭の良さにほれぼれしました(笑)

    ちょっと残念なのは、第一部の後半が世界観が崩れ、ファンタジー展開になってしまうこと(汗)
    ま……なんでもありだと割り切れる、広い…寛大な理解力のある方におすすめします。

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高河ゆんの作品

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