青また青 (ウィングス・コミックス)

  • 新書館 (1990年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ) / ISBN・EAN: 9784403612398

みんなの感想まとめ

リアルで生々しい生活を描いたこの作品は、21歳でシングルマザーとなった新人小説家の物語です。主人公の感情や葛藤は、読者に深い共感を呼び起こし、彼女の生き様が持つ力強さが印象的です。タイトルの「青また青...

感想・レビュー・書評

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  • 良き急いでいるように見える、母子家庭の母親である小説家の巻き込まれているようで巻き込んでいるお話し。

  •  本作読了は1988年頃。ジャニーズ問題で「エージェント制度」が話題になったので、本作を思い出した。
     現実社会で”エージェント”と聞いて思い浮かぶのは”転職エージェント”。転職したい人の相談に乗っていて、その上で会社の紹介などもしてくれる。あと、アメリカを舞台にした漫画で作家を目指す主人公がエージェントに長編の作品を持ち込んで、”このままでは出版できない”と没になったので、全編から一部抜粋したオムニバス編を作って採用されていた(伸たまき「青また青」)。あちらでは作家もエージェントを使うんだと知った。
     エージェントはタレント本人が雇ってエージェントが契約してきた仕事の報酬から、エージェントに報酬を支払う形になる。タレントは自分のなりたい形や方向性をエージェントに伝えて、それに沿う仕事やオーディションをエージェントが採って来る。そうなると報酬はタレントにもエージェントにも”完全出来高制”。不安定な実力勝負の世界になる。アメリカのショービズの世界が過酷と言われるのは、そうした世界でやっていく覚悟を持った人だけが集まるからだろうか。

  • 懐かしい本。
    レビューはまた改めて。

    昔読んで、非常に鮮烈だった。主人公に感情移入して読んだ。
    主人公の生き様は私とは似ても似つかないが、ただ揺さぶれられる。何かに。

  • 作者の半自伝
    21歳でシングルマザー。新人の小説家のビダー・ヴォイドのリアルで生々しい生活を描いた「青また青」。意味は「憂鬱また憂鬱」。
    しかし生きる力にあふれた話です。

  • (1990年10月25日初版発行)
    【ストーリー】
    一人息子を抱える駆け出し小説家のビダーは、版権代理人テシックの助言を受けながら作品を練っている。離婚した旦那の手下に銃撃され、友人のフェリックスの命を狙ったと思われる犯人の正体も、一切合切デフォルメしてストーリーに詰め込む。それを読んだ殺人者が次にとった行動は・・・・
    魔女の形見のフランケンシュタインを引き取った一家の生活を描く「フランケンシュタインは僕に云った」も同時収録。

    【感想】
    作者(現在「獣木野生」に改名して執筆中)が好きで全作品を集めていますが、本編は昔に買って一、二度読んだだけでしたが本の整理中に出てきたので読み返してみました。

    いきなりドラマが始まって途中まで見せて終わるような、そんな感じの作品。この作品で見たのはキャラクターの人生の本の一部で、あとにも先にも続いていく。そんな流れと確固とした骨子がこの作者の作品のいつもの持ち味だと思う。外国映画のようなテンポのよさ。こういうストーリーが見たい、という期待はいつもこの作者に対してだけは何もない。先行するものはなく、どういう意図の話だと分析するのでもなく、ただ読んで、何かの感情を動かされるのである。巷にある他の漫画作品から完全に切り離されたオリジナリティーとパーソナリティーがあり、ただただその作品の世界に呑み込まれていく。
    フランケンシュタインの方の話も大好きです。

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