LUDLOW GARAGE (ラッドロウ・ガレージ) (ウィングス・コミックス・デラックス)

多田由美

• 新書館 (1993年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[soupoohさんの感想 · 2015年3月31日]

痛々しいんだけれども、アメリカンな風がふきぬける感覚だ。

[yamaitsuさんの感想 · 2013年11月13日]

どれも孤独な他人同士が寄り添う話。誘拐犯と被害者の関係を描いた「コールドターキー」が好き。暴力に依存していく「ハイドラ」はちょっと怖い。

※収録作品
「BELL FLOWER」「COLD TURKEY」「LUDLOW GARAGE」「GRINDER SWITCH」「HYDRA」「DOG DAYS」「THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN」「BABY NAMES FOR BOYS」

[sekaiさんの感想 · 2011年6月1日]

「HYDRA」は特に何回も繰り返し読んでしまう。無駄がなくて線が美くしくて、うっとりする。幸せでさえある。

[463さんの感想 · 2010年4月4日]

初めてサウスを買った時に、表題作が載ってて、上手いけど、絵柄が小学生だった自分には受け付けなかったけど、じんわりと忘れられないストーリーだった。今では絵も大好きです。

[ジョニ子さんの感想 · 2005年9月15日]

多田先生の本のなかで一番好き。

[春月うららさんの感想 · 2005年7月12日]

短編集。少しBL色が強いですが、それが気にならないくらいやはり素晴らしい話が沢山。何かに縋る人々の話が多いように思えます。特に「DOG DAYS」が好き。ラストシーンが秀逸。

著者プロフィール

1963年生まれ。大阪府出身。1986年、「月刊ASUKA」（KADOKAWA刊）でデビュー。以後、『トゥルー・ブルーは決して色あせない』『ディア・ダイアリー ―多田由美 短編集―』など短編集を数多く手がけ、イラストレーターとしての活動も行う。現在は神戸芸術工科大学芸術工学部まんが表現学科にて准教授を務めている。

「2021年 『レッド・ベルベット（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」