え・れ・が 西炯子短篇集 1 (ウィングス・コミックス)

  • 新書館 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ) / ISBN・EAN: 9784403613654

みんなの感想まとめ

人間関係の複雑さや愛の形を深く掘り下げた短篇集で、特に友人同士の絆や自己犠牲の意味が印象的に描かれています。登場人物たちの心の動きや、彼らの関係性が織りなすストーリーは、読者に甘酸っぱい思い出を呼び起...

感想・レビュー・書評

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  • 本棚を見るとその人が分かるとか、親しくない人間にあんまり見られなくない、とか、ああー、これ、靴下脱いだ足をあんまり見られたくないのとおんなじだー、って当時思ったんだった。『え・れ・が』収録「So Much To say」。新人作家の町口の懐にふらり入ってきた正田、正田には小さい頃からの友人石森がいるが乱暴に扱う。町口には二人の力関係は歪で石森が正田の犠牲になっていると映る。最後にこの二人が寄り添って籠の鳥見てる後ろ姿よ… 正田の防波堤になってる石森の根っこの強さに泣ける。他人には自己犠牲に見えるかもしれんが、石森にとってはあの、鳥籠を二人で寄り添ってるだけの一瞬の時間があれば、何もかもどうでも良くなるほどの愛なんだなぁ、と。町口が「そういう愛もある」とモノローグで語ってくれる事に因って、読者にもこの二人の関係性が惰性ではないと知らしめてくれるんだよなぁ…
    人好きのする人間タラシな正田、正田の心の安定の為に甘んじて暴力や暴言を受け入れる石森、正田と心を通わせている、趣味傾向を同じくしていると思っている主人公の若き作家の町口。この作品を読むと自分が若い頃の友人との付き合い方がだぶって甘酸っぱい気持ちになるんだよ…だから無性に繰り返し思いだしてしまうんだろう。読んでいた時がその若い時そのものだったが、その時にはこれが自分の過去にだぶる物語だとは思わなかった筈。殴られても怒鳴られても正田を批判しない石森と正田の関係を(なんていかがわしいんだ…しかも主人公部外者だし!!)としか思ってなかった…

  • 短篇集。
    ひとつひとつの作品のページ数はそれほどないのに、非常に濃厚な話し作りだけれども、あっさり読めて、構成も奇麗な動きで本当に素晴らしい。
    『眼鏡のない日』がお気に入りです。

  • 初期の作品集。えれがはエレベーターガールのこと。

  • 短編集

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西炯子の作品

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