こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

  • 新書館
3.58
  • (75)
  • (98)
  • (236)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 783
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403615122

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 妻を亡くした、父子家庭の一家を中心にした連作。人物の登場のさせ方は「愛すべき娘たち」にもつながる感じで、同じ人物がある時は主人公、ある時は脇役として描かれる。悲しみとか驚きとか、いたわりとか優しさとか、なにかじわじわと静かに伝わってきます。

  • 親子とその周りのお話。最初から妊娠させたかも…って、話が急で驚きましたが、この作品の主人公は父親。仲良い親子っていいけれど、これは現実ではないだろう(笑)。そしてBLじゃないところにちょっと不満。

  • 男性だって繊細なんだということを忘れがちだなぁと思わされた。

  • 全ての短編が胸が痛くなる物語だった。
    でも、胸が痛む理由は物語によって違う物だった。
    そして、ラストには少し気持ちが上を向くというか爽やかな風が吹き抜けるような気持ちに毎回させられたていた。

    好きなのは『僕が見た風景』と『踊る王子様』。

  • 「ホームパーティ」「僕の見た風景」はなんとも切ない話だった。
    実は互いに同じ想いを抱えていたんだということにお互いが気付いた瞬間に胸がぐっと詰まるような思いがした。
    そういう瞬間に流れる時間は言葉はなく、サラサラと囁くような桜や梢というとても静かなものだ。
    人はどうして犯した過ちを忘れてしまうのだろうか…。
    というのは人生の命題のようなものだったりするのだよなぁ。
    よしながさんの人に対する目線にどこか優しさを感じます。
    人の感情の機微に関しての洞察力に深みのようなものを感じて、それが私はとても心地良いのだと思う。

  • ホームパーティが秀逸。ごく初期からこういう作品は書いてたんですねえ。

  • 2つめの「ホームパーティー」が好き。
    よしなが先生の話は本当に食べ物が美味しそう!!

    全体的に素敵な親子のお話。

  • tsutayaでレンタル。

  • 短編集ですが、それぞれのお話ごとに登場人物が少し関連しています。

    こどもの体温
    ホームパーティー
    僕の見た風景
    踊る王子様
    よくある一日
    たまにあった一日

    最初のお話は、中学2年の子供が親に彼女を妊娠させてしまったかもしれないというシーンで始まります。
    「これってBL(?)」って思って、間違ったかもと思いましたが、
    3つ目の「僕の~」を読むにつれ、「まぁ、ちょっとそういう要素があったなぁ~」
    と思ってなんとなく、この作者さんの作品だからいいやって思いながら、読み終えました。

  • なんてことない日常のようで、でもなんだかうらやましくなる。父と息子の関係や、亡くなった妻の得意料理をずっと覚えてる夫とか…絵柄がまた、儚くて合う。チキンのガーリックパン粉焼き、いいな~。作ってみようかな。

全62件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

よしなが ふみ
東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒、同大学院法学研究科中退。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2001年にドラマ化されたうえ、翌年2002年第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。白泉社「月刊メロディ」で『大奥』を連載しており、2006年第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、2010年に実写映画化されている。
ほかの作品に、『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』『きのう何食べた?』などがある。

よしながふみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする