西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス)

著者 : よしながふみ

• 新書館 (2000年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[asaitatsuyaさんの感想 · 2015年11月29日]

1400エントリ目は、よしながふみ「西洋骨董洋菓子店」ということで。アンティークというお店の店長が、ケーキ屋を営みながら、子供の頃に自分を誘拐した犯人を待ち構えるというのが本筋のストーリー。実際は、「魔性のゲイ」の異名を持つ天才パティシエによる創作ケーキの数々が美味しそうで美味しそうで溜まらない、というのが本作品の本当の魅力。私はこの作品を読んでから、ケーキやタルトが急に大好きになってしまった。2001年には滝沢秀明主演でドラマ化されている（ドラマでは「魔性のゲイ」の設定は完全に無視されている。当時の月９枠ではNGだったのかも知れない）。どうでもいいけど、この時期のよしながふみって、吉田秋生が「BANANA FISH」の終盤から「YASHA」を描いていた頃の絵柄とよく似ている（特に男性の広い肩幅と太い首。あと、キャラクターを崩した時の表情も）。ウィングスコミックス全４巻。ウィングス文庫版は全３巻。

[ぴゃっとさんの感想 · 2012年8月30日]

全巻読了済
ドラマは見ていたけれど原作は読んでおらず、またＢＬだとも知らなくて、友人から借りて読んだら割とがっつりＢＬしててびっくりした作品。
思えば商業ＢＬを読んだのはこれが初めて？だったんだろうけど、個人的には「ドラマの原作」という認識でしか読んでいなかったから、あまりＢＬ漫画を読んでいるという感覚は無かった。
内容は今思えばさすがよしなが先生というか、ケーキや食べ物の描写が美味しそうでたまらない。話もとても面白く、ＢＬの部分も何の抵抗もなく読めた。
個人的にはドラマの改変は良改変だと思っている。ドラマはドラマでとても面白かった。

[aliceinmyhomeさんの感想 · 2012年6月10日]

ドラマの再放送を見て、心優しい男たちに感動し、原作コミックを購入。ドラマとは全く違っていたが、すごく良かった。ドラマにはないゲイの部分もそれほどきつくないし、何より個々のキャラクターが深みがあって魅力的。ドラマとの共通点は、とにかくケーキが食べたくなる。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/02/13]

｢個々のキャラクターが深みがあって魅力的。｣
図書館にあったので借りて読もうと思っている。ゲイさんにも、ケーキにも興味がないけど、タイトルからお店の装飾が素敵なのではないかと、、、勝手に考えているのです。。。

[norigami112さんの感想 · 2012年5月7日]

無性に読みたくなって実家から持ち帰ってきた。
久しぶりに読んだけれど、やっぱり面白くって4巻まで一気に読んでしまった。
とにかく、よしながさんの描く食べ物は美味しそう。読んでいると無性にケーキが食べたくなる。
そして、人間の描き方もいいな。人って一面だけではわからないって痛感する。
BLが無理な人はちょっと嫌な部分もあるかもしれないけれど、それ以上の面白さはあると思う。

こんなケーキ屋が近くに無くて良かった。あったら破産しちゃう(笑)

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/05/21]

｢人って一面だけではわからないって｣
図書館には無いだろうなぁ～と思っていたらありました！仕事の本で予約数一杯なので、それが片付いたら1冊借りてみます。。。
ところで、このお話は映画か何かになんたのですか？オフィシャル写真集のも検索に引っ掛かりました・・・

[norigami112さん · 2012/05/22]

nancomaruさん←
その図書館素敵ですね。読み進めると、何故ケーキ屋を始めたのかとかわかりますよ。
せめて嫌いじゃない感じだといいのですが…

この作品は昔フジテレビでドラマになりました。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/05/22]

｢昔フジテレビでドラマになりました｣
そうだったんですね。TVドラマになるくらいだからソフトなんでしょうね←まだ気になってる？
｢その図書館素敵ですね｣
はい、結構お世話になっています。。。

[ハルさんの感想 · 2012年4月22日]

魔性のゲイに鼻水ふくかと思った（笑）
『きのう何食べた』よりはホモホモしい（笑）けど、面白かった。

[min2flyさんの感想 · 2011年9月19日]

2011 9/19読了。WonderGooで購入。
前から存在は知ってたけど読むきっかけがなかった漫画。
『ゼロ年代の想像力』の中で肯定的に紹介されていたので手にとって見た。
甘いものはよくわからない元商社マンのオーナー兼販売員、彼にこっぴどくふられた経験を持つゲイの天才パティシエ、そのパティシエのケーキに惚れ込んで「先生」と尊敬する元ボクシング世界チャンプの菓子職人見習い、の３人が働く洋菓子店を舞台にした漫画。
ケーキがとても食べたくなる。あと魔性モードの小野さんマジぱない。

[飴南瓜さんの感想 · 2010年9月1日]

皆まともじゃにない人ばかり。
よしながふみが好きになった。

[カナイさんの感想 · 2022年4月4日]

おもしろい。

[真由子さんの感想 · 2018年12月17日]

全４巻

[inuinuyamaさんの感想 · 2018年10月19日]

2000-00-00

著者プロフィール

漫画家。「月とサンダル」で商業デビュー。
主な作品に『1限めはやる気の民法』『こどもの体温』『西洋骨董洋菓子店』『フラワー・オブ・ライフ』などがある。
2004年から2020年まで連載された『大奥』で、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞や第42回日本SF大賞など多数の賞に輝く。ドラマ化、映画化された『きのう何食べた?』を現在連載中。

「2022年 『仕事でも、仕事じゃなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」