愛の人 ─ The loving man & some lovers suite (ウィングス・コミックス)
- 新書館 (2000年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403615924
感想・レビュー・書評
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なんでしょう。なんだかとても好きな一冊です。
短編の詰め合わせですが、どの話もまとまりがよく
短編ならではの物足りなさを感じないのが素晴らしい。
異性カップルも同性カップルも自然にそこに存在し、
人間的な愚かしさだとか、日常の中にふと訪れる感動とかが
中庸な空気感で描かれる。
派手なキャラはいない。派手な展開もない。
それ故に、刺激は無いが身に馴染む。
おまけのサボテン2コマ漫画もSoキュート。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実は1回読んだだけで失くしてしまった・・・
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<b>「ユリエちゃんが世界一好きなの!離れたら私死んじゃう!」<br></b>
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《カテゴリー→男女、女女、男男》<br>
短編集。ビアン作品の「好きよ」は背徳的な形をもって<br>
互いの愛を確認しあう作品ですが<br>
作者さん独自のゆったりペースがシビアさを和らげてくれます。<br>
ボーイズ要員の「平行鳥類」もワリと好きです。<br>
あまり一般的とは言えない恋愛の形を、<br>
必要以上の「特別感」なく描いてくれる高野氏の何気なさが好きです。<br> -
キャラクターと世界観に一撃です。なんていうのか。ハートフルとか?
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とにかく力の抜け具合が好きで好きで仕方ない作家さん。表題作が特に。