西洋骨董洋菓子店 (3) (ウィングス・コミックス)

  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403616525

感想・レビュー・書評

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  • 私の(?)千影に子供が!!
    でも、でこちゃんに言い聞かせている千影はお父さんで
    圭一郎との回想シーンも含めてなんだか切なかった。

  • 2021.4.4市立図書館
    男4人でまわりはじめたアンティーク。
    デパートの特設会場への出店、小野のフランス修行時代の師匠来日、結婚披露宴演出などを通して、小野や橘、千影の過去が回想されつつ、それぞれの才能を堪能できるスタイル。桜子&楓子の母娘も意味深に登場し小野をおどろかせる。
    あれこれ揃いすぎててなんでも卒なくこなせてしまう橘が、純な気持ちのあるときに限って遊びと誤解されてふられつづけているの、ちょっと不憫。そんな橘の弱みを知りつつ陰日向に見守る千影のやさしさ、二人の持ちつ持たれつな関係も悪くない。
    小野の魔性のゲイっぷりにはちょっと引きそうになるけど、女嫌いでつらいのに千影を守るために一念発起してがんばれるのはかっこいいし、パティシエとして育ちつつあるエイジを導く姿勢もいい。
    巻末、うちあげが寿司でも焼き肉でもなくファミレスで満足できちゃう三人(橘以外)がかわいい。

  • 2001-00-00

  • 魔性のゲイ(笑)を追いかけてきた男が登場し、小野に関する話が多い。が、千影に関するエピソードの方がインパクトが大きい。圭一郎と千影の間のエピソードは本筋に係る重要ポイント。圭一郎の過去話は笑えるような可哀想なような呆れる様な。が、よく考えるとこれもまた本筋に係る重要なエピソードでもあった。

  • 洋菓子店・アンティーク、男4人のそれぞれ濃い人生がわかってきて、みんながみんなもっと魅力的に見えてくる。やっぱり私は小野かなぁ… 魔性ですけど。彼と母親との関係には根深いものがありそうで、ガッツリ読んでみたいな。あと千影にもびっくりさせられたしw 笑いにしてるけど橘のなんでもできちゃう故の不憫さもまた辛いですねぇ。感謝、感謝のお借り本。

  • 読み応えのある作品だ。そのままドラマの脚本にしてしまっても違和感ない雰囲気

  • よかった。いろんな話があってどれも面白くよい。
    千影に娘がいるなんてー(笑)

  • よしながふみの洋菓子店コミック(?)第3巻。
    椎名桔平・滝沢秀明・藤木直人ら出演でドラマ化もされましたね。


    “「オヤジッ!!オヤジがいけねんだぞっ!」なんか、いけすかねぇパツキンの男が俺の大事な先生に会いに店にきた。奴は先生の元のオトコで、師匠……ってことは、俺の大先生!?抱かれてもいい!って思ったすぐ後、俺たちはすんげぇカウンターパンチをくらった。先生を引き抜くってゆーんだ。それもこれも、ドケチなくそオーナーが先生のポーナスをケチるからだ!オヤジッ!金でもカラダでも使って俺の先生を取りかえしやがれ!!
    男四人の洋菓子店・アンティーク、崩壊の危機……!?
    甘かったり苦かったり、予測を上回る美味しさの三巻目をどうぞ。”-裏表紙より。


    デパ地下に『アンティーク』が臨時出店。

    【フェア限定のそば粉のクレープはちみつアイスクリーム添え】も、【初夏のチョコレートパルフェ アンティーク風】も気になります。そりゃぁぜひとも口にして、踊ってみたいですわ。

    巨乳女子アナユニット・ハルカ&タミーの話が好きです。特に結婚式の話。
    【アンティーク特製ウエディングケーキ】…生のマスカットがたっぷり入ったクリームと濃厚なチョコレートムースをアーモンド風味のしっかりしたスポンジで挟んでホワイトチョコレート入りの生クリームとかぶせ、白いバラと金のアラザンだけで飾りつけた秋の味覚の詰まったシンプルなケーキ。
    そしてそして…鱈の白子といくらにホタテ、コンソメのジュレを順に重ねたシーフードのカクテル、ムール貝のにんにくバター詰め、若鶏のオリーブ煮込み。
    …いいなぁ、ゲストとして出席したかった。

  • 報道キャスターを目指す中津ハルカは後輩の各務とハルカ&タミーなんてお笑いのような仕事をさせられている巨乳アナウンサー。デパ地下のフェアで出店したアンティークの取材に来た彼女は小野に狙いを定めるが、彼は洋菓子業界の鼻つまみ者のゲイ...ものもらいのオーナーのせいで急遽千影と小野で店を回すことになり...魔性のゲイに変身して頑張る。
    そしてある日、パリの世界的一流洋菓子職人・ジャン=バティストこと小野の師匠が仕事ついでに引き抜き&愛の告白に赤い薔薇の花束を抱えてやってくる。小野のフランス時代を描いたお話、をはさんで、タミーちゃんの結婚式で過去の報われない女遍歴を述懐するオーナー。そして千影の娘でこちゃん登場。

    ケーキ屋さんのガーデンパーティ、いいなぁ。マスカットのクリームとか食べてみたい。ホントいつ読んでもお菓子がおいしそうで幸せになると同時に食べたいなぁという欲求が沸いて来る。
    中津さんはフラワーオブライフにもちょこっと出てきて、望みがちゃくちゃくと叶えられてそうで嬉しい。オーナーのお笑いテイストな遍歴が楽しい。

  • 小野と師匠の話とか千影のこどもとか…ドタバタしつつあいかわらずのおもしろさ、そして美味しそうなケーキ。
    女子アナ二人の話が個人的にとても好き。

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著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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