パーム (33) 蜘蛛の紋様 (4) (ウィングス・コミックス)

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  • 新書館
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403619649

感想・レビュー・書評

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  • あー、しんどかった。しんどいです、この巻は。時折挟まれる過去のエピソードで知っていることばかりとはいえ、歯を食いしばって読まねばならん巻です。
    ジェームスにほんの少しでも好意を持って当たろうとする人たちがことごとくむごたらしく死んでいきます。まだ子供(が言い過ぎでも、少なくとも少年)なのに。もっとも、もっと子供の頃からそうだったのだけれど。あんまりひどくてしんどいばかりで呆然としてしまう。
    とてもつらかったカーターの少年時代には号泣したけれど、それはまだ凡人に想像のつく範囲の悲劇だったからだなぁと思う。
    こんな少年時代を経ても、暑苦しく他人を愛せるジャームスはやっぱり大人物だ。でも敵に回すと死ぬほど怖いな。怖い怖い。

  • この巻は、カーターの話は全くナシでした。幽閉時代のジェームズのお話オンリーです。信頼できそうな人々、自分の愛した人々が、次々と目の前で倒れていく。自分の所為だと自分を攻めつづけたに違いない。
    それは、カーターの人生と同じで、だから、彼らは理解し合ったのかなぁ。そんな単純なものでもないのだけれど。

    しかし、ここまで壮絶なジェームズの話があったとは、思ってなかったのです。

  • パーム最後で二番目に長くなるというシリーズ「蜘蛛の文様」の4冊目。主人公ジェームズとカーターの強烈な人生のふっかい谷底。
    更に熟読。巨大な話の骨子が視えた。ジェームズがマイケルの名との鉄骨の上を揺るぎなく歩き始める予感がする。次巻が待遠しい。

  • サロニーが出てきただけでおなかいっぱいです。
    カテゴリはとりあえず少女コミックで。

  • 正史であるジェームスとカーターとアンディの物語に対して、どうしても副史であると思えてしまう。それは、「エピソードはその場で組んでいます」と言い切るおがきちかが、まるでのちに描くものを知っていたかのように過去の作品を創り上げているあの奇跡をみたあとだからかもなあ。点が辛くなっているのか。
    グリフィンとあの、娘さんは、この話のために存在させられたもので、時間軸が後の物語におけるジェームスの中にはいない感じするんだよなあ。初体験の相手として設定された感がどうしてもしてしまう。騙されきれないのが悔しい。
    しかし、ジェームスの人格を成り立たせるピースとして完璧なエピソードだった。カーターとアンディたちとの日々がジェームスにとってどれだけ重要で、失えなくて、そのためなら死んでもよいほどのものなのか、……と少女マンガ脳が起動してしまうくらい。

  • とうとうマイケルがジェームスになる日が来るんですね。
    しかしまあジェームスは死神か?ていうくらいひどいな。
    作者もこのシリーズを簡潔させるまでは他をお休みすると宣言しているくらいなので、力入ってるみたいですね。
    どうしてもこれを読むと「ガープの世界」とか思い出しちゃうな。

  • このシリーズが大好きなので★いっぱいつけてますが
    こーゆうしんどい話はあんまりスキじゃないです。
    過程としてしょーがないのはわかってるのですが。

    この本だけ取り出したら、ただただ悲惨で、
    ジェームズが辛い思いをしているだけです。

    こんなコドモいたら憎くてしょーがないだろうのもわかります。

  • パームの33巻目。「雲の紋様」4巻目です。ジェームズが自虐的に「楽しい10代だぜ」と云うほど痛々しい生活を送っています。この巻で両方のバージンを失っています。

  •  かつて回想として示された過去のエピソードをマンガにしたもの。より深く見えてくるものの、強く印象に残るということがなかったのが残念。

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