- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403619670
感想・レビュー・書評
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現代の女子高校生がタイムスリップし、現代へ戻る為の条件として織田信長を守るために、男装して信長の小姓達の中に潜入する…と書くと、この物語の魅力がまったく伝わらないと思います。
基本設定は上記なのですが、タイムスリップした先の戦国時代の描写がリアルで克明なので、歴史物として非常に面白く読めます。いっそタイムスリップ設定なしでも良かったんじゃ…と、一瞬考えてしまいますが、きっとこの先の何らかの複線になっていると思うので、それを楽しみにお小姓として頑張る虎ちゃんを応援したくなる物語です。
碧也ぴんく先生の本はだいたい読んでいますが、歴史物は時代考証や調べが凄く綿密な所も特徴的です。参考史料リストも掲載してくれて、その中で漫画化にあたり敢えて変えた部分をコミックスの巻末で教えてくれたりしている点もありがたいです。
作品の中には悲劇的な結末も多いですが、そこに残された希望とか確かにあった真実とか、そういうものをそっと噛み締めるような作風が大好きです。ちなみに、今まで読んだ中で一番好きな作品は鬼外カルテシリーズの『太夫』です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
虎が現代に帰るには本能寺の変で信長を死なせない事!!
(所々でウサギのコスプレ野郎が出てきて虎にアドバイス)
なんだかんだで上手く織田信長のお小姓群団に潜り込む事に成功!(b^ー°)
これがまたイケ麺揃いのお小姓群団ヾ(≧▽≦)ノ -
友人Hからの借り物。
女子高生がタイムトリップする話の2巻。
乱丸がカッコ良すぎます。
そして、信長……うーん、やっぱりちょっと変わったおじさん……というわけにはいかないですよねぇ……。 -
女子高生の戦国トリップモノ。
前巻発売から続刊発売を心待ちにしておりました。
女子高生のトリップモノは鉄板ですが、それだけに作者の力量が問われるジャンルかと思います。
この方の描かれる作品は、史実寄りかつリアル寄りなので、最近のなんちゃって戦国ファンタジーはちょっと…という方にもオススメです!