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Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ) / ISBN・EAN: 9784403619892
感想・レビュー・書評
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坂木司『青空の卵』を藤たまきさんが描いてるコミカライズ、読んだのは1巻だけだが、鳥井と坂木の共依存関係の描き方がこの上なく自分好みで、物凄い萌えた。坂木がマイナス感情を鳥井の前で露わにすると、鳥井まで不安になってはらはらしてる表情とかもう…原作はいかほどか。藤さんの絵柄で読む鳥井のはらはらと不安で坂木をちらちら見る仕草とか、原作で描写されてるのか、はたまた藤さんの解釈なのか、この辺が気になるが、とりあえずコミカライズは全部買おう、その間に原作を先に読んでおこう。シリーズものだしなぁ。ハマるかもしれん。探偵ものとしての醍醐味的には稚拙だが、人間探索としての探偵ものとして読める。
「匂い系」として触手が動いて藤さんのコミカライズに辿り着いたが、2話目の『秋の足音』なんてまるっきりBLだしね。原作がBLではない、と言う所は、彼らの関係を鳥井が鈍感な坂木に「謎を解き明かす探偵」宜しく説明してしまう台詞があるところだな、本気のBLだったら「匂い」だけで読み手には解るからこの説明台詞は必要ないし(笑)。
様々な意味合いで「疑惑」と言うものが生まれてしまったら「共依存」ではなくなり単なる「恋愛」になる気がする。疑わず依存し切る、と言うのは恋愛よりも実は萌える。坂木が鳥井に対して純粋な気持ちで「一番の友達に」なりたかっただけなのか、孤独な鳥井が自分だけに向かう様に精神的に弱っている隙をついて共依存の関係を結ばざるを得ないようにすると言う下心があったのか、はたまた鳥井に惹かれる自分の感情をきっちり理解する前に共依存の方を取ったのか。BLとして書かれてないのでそこまで踏み込んで書いてあるのかこの先のお楽しみだが、物凄く『高3限定』の小野の「不具合のある外見に惹かれる嗜好を持っている」と言うあの感じに酷似している気がしてならない。依存関係を結ぶのが目的なのか、結果としてそうなってしまったのか、この二つは根本が全く異なるからなぁ。
男同士の共依存の方がBLより萌えるかもしれん…と言う気がしてきた。違うか、誰にも立ち入れない共依存同士の関係だったら同性愛じゃなくても、もうそれは恋愛感情と同じくらいの破壊力だ、と私が思う、って事だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
BL色は薄め。
原作を知らないが、たぶんとても合っているのではないかと思う。
原作も気になるところ。 -
もともと、藤たまきさんの漫画が好きなので買ったのですが、今回の漫画は小説の原作がついてます。しかも推理小説です。藤たまきさんの繊細な雰囲気を残しつつ、骨太な推理小説が楽しめました。BLではなくブロマンス的な感じもありますが、触れそうで触れない一線も好みの私はかなり萌えました。お話も推理小説とはいっても優しいお話でしたよ。引きこもりとその親友が織りなすストーリーに推理小説なのにほっこりしてしまいました。
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2011-6-29
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なかなか面白かったです。
お二人の友情が、素敵ですね。
ひきこもり探偵というのがまた面白い -
原作は馴染めなかったのだが、藤たまきさんの書かれるキャラクターの雰囲気には合いそうだと思い、このコミック版を読んでみたところ、すんなりと読めた。
単に自分が、原作の文章との相性がよくないだけなのかもしれない。 -
この2話は原作もドラマも見たんですが、絵がドストライクでつい購入。鳥井…ドラマよりかなり美けiげふんげふん
3話以降原作で読んだことがないので早く2巻出てくれないかなと待っています
でも見た感じまだしばらく出なそう…?この漫画家さんの他の本も見てみたいなー -
BLではないですが、ヘタなBLよりよっぽどBLっぽいです。事件ものではありますが、どことなく優しい感じ。主人公(なぜに作者と同姓同名…?)の鳥井への執着にニヤニヤしてしまった…2巻以降も出たら買いたいな。
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この原作とこの作画…組み合わせを思いついた人さすが!繊細な絵がぴったりきてます。しかしまあ、下手なBLよりよっぽどBLですよ!
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鳥井の髪が黒髪(ベタ)じゃないなんて…!と思った。
登場人物の風貌は思い描いていたのとは大分違うが、
繊細なタッチと柔らかい雰囲気は原作通り。 -
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原作小説が好きで購入しました。キャラクターのビジュアルや雰囲気は合っていていいなと思いますが原作を大切にするあまり、文字が多くなっているので、漫画化する意味はあったのだろうかと疑問に感じてしまいます。あと、表紙!どうしてこうなった/(^O^)\
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この本いいなぁ(*´∇`)
これ読んで、ひきこもり受けってすごく好きかもなって思った。
攻めが受けをひとりじめしてるみたいでニヨニヨする(´ψψ`) -
藤たまきさん好きなので表紙買い。小説が元の作品だったようです。活字を漫画にした作品て原作を知らなくても(知らないから?)なんか違和感あってしっくりこないことが多いのですが、今回はわりと平気でした。たまきさんの絵の雰囲気とストーリーが自分の中で合ったのかも。メインの二人の友情だか愛情だかわかんない間柄がそのうちはっきりするのか、それともその微妙なラインが二人の特別な距離感として続いていくのか非常に気になります。2巻が楽しみ。
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藤たまきの名前のみで購入。原作には全く接点なしだけど、本作でかなり満足。それが良い読書か自分に問うけれど、今後も積極的に原作を読むことはないのでは・・・というのが今の正直な気持ち。
陽の光をまんべんなく含んで少しほこりのにおいがする空気、緑の影にあちこち縁取られながらずっと広がっていく美しい日なたの世界の中、人々は欲や昏い情熱、儚い無垢をかいまみせる。時折ネガティブなエピソードがぎょっとするほど生臭かったり、残酷だったりで、そのギャップが藤たまきの作品を追う理由かなとも思う。今作は原作のゆえなのか毒気が薄く心地よく浸れるけれど、夢のような主人公2人の関係性が心配。今後成長や展開があるのかな?やはり、原作にも触れておくべきなのかな? -
原作小説を読了した時は趣味に合わないかな~と思ったのですが、藤たまきさんが好きなので読んでみました。
切り口が新しいせいか絵があるせいか抵抗なく受け入れられました。ちょっとセリフ過多気味かな~。 -
久々に字が多めの漫画読んだ気がする……
癒し系ミステリて何(笑)って思ったけど確かに癒し系ミステリ。
わたしの中でウィングスはまだBLではない(だが灰色)、ディアプラスはBLそのものっていう分け方なんだけど、どうなんだろう。これはBLとして見るべきではないことはわかる。
絵柄が好き。こういうタッチ好き…
お人好しの坂木と自称ひきこもりの鳥井のプチ推理日常みたいな?
どのエピソードも警察沙汰とか事件とかそういうんじゃなくて、ちっちゃな事件。いやちっちゃくもないかも。
どれも終わり方があったかくて好きだな。
鳥井すてき。ひきこもりでもちゃんと人と喋るし料理趣味っていうのがなんか…いいわ…… -
ほもじゃなくて大変残念ですが、やっぱりたまきが大好き!
ていうかこれ、ほもにならないの?めちゃフラグ立ってる気が…うあー生殺し。
にしても違和感なくたまきカラーに染め上げててやっぱこの人の独特の世界観が大好きです(>_<)次はほもがよみたい -
坂木司先生のファンです(^^)
雑誌ウイングスの広告で、漫画化されることを知り…
コミックス発売を待ってました~♪
藤たまき先生のBL作品を読んだことがあって…
『青空の卵』シリーズの作画にピッタリな方だとは思ってましたが、実際読んでみたら本当に原作と絵の雰囲気が合っていて嬉しかったです(#^.^#)
友情であれ、恋愛感情であれ…好きな相手を独占したい、自分の方だけ見ていて欲しい☆っていう気持ちは、多かれ少なかれ誰にでもあるものだと思いますね(^_-)
シリーズ全巻、漫画にして欲しいなぁ\(^o^)/
次巻発売が、今からもう待ち遠しいです~(^^ゞ -
やっと読んだ/原作最終巻は人に貸したままである
藤たまきの作品
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