声優の子安武人さんが発案者となり、1997年に「Weiβ Kreuz」のプロジェクトが始動しました。
始動時は「Weiβ Kreuz」じゃなくて「キャットピープル」という名前だったそうな。
「Weiβ Kreuz」は、子安武人さん、関智一さん、三木眞一郎さん、結城比呂さん(現:優希比呂さん)の4人でユニット結成され、ラジオやライブ、写真集など、様々なメディアで活動が開始されました。
また、「Weiβ Kreuz」はユニットだけでなく作品でもありました。
作品としての「Weiβ Kreuz」では、ドラマCD、漫画、アニメ、ラジオなどのメディアで活動されました。
作品内では、子安さん=アヤ、関さん=ケン、三木さん=ヨージ、結城さん=オミがメインキャラとなり、法で裁けない犯罪者を暗殺する組織「ヴァイス」に所属する者として活躍していきます。
私にとって、「Weiβ Kreuz」との出会いがこの漫画でした。
月刊ウィングスで予告漫画が掲載されたとき、始めは『ふーん。キャラの顔はまあまあね。でも興味ないや(´ー`)』とかなり偉そうに考えてスルーしていました。
しかしその月刊ウィングスを読み終えて、ああ暇だなあと思っていた時、『どうせだからスルーした「Weiβ Kreuz」とかいう漫画のページを見てみるか』と読み返したところ・・・・・・・・ハマりました(笑)
最初の偉そうな態度はどうしたんでしょうかね(苦笑)
「Weiβ Kreuz」は、作品のストーリーが進むにつれて、設定が少しずつ変わっていったようです。
プロジェクト始動からすぐに始まったこの漫画は、その後のドラマCDやアニメとは、キャラクターの設定がかなり異なっています。
この漫画だけの設定と共に、初期のドラマCD「Weiβkreuz Dramatic Image Album Ⅰ~Ⅱ」の描写もちょっと混じってます(この漫画と初期ドラマCDは、同時期に発売されたので)。
「All That Weiβ」という本で初期設定が明らかになるんですが、おそらくこの漫画は、初期設定に近いと思います。
中途半端なところで終わっているので、評価しようもないのですが(苦笑)、「Weiβ Kreuz」と出会ったきっかけの本なので、今でも手放せずに持っています。