- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403664625
感想・レビュー・書評
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『青年発火点』のスピンオフ。単行本化待ってました!ダブル眼鏡ッス(^p^)
古賀は作家・名島の担当編集者。大ベストセラーになったデビュー作以来6年、何も書こうとしない名島になんとか筆をとらせたいのだが…のらりくらりと躱され、からかわれ続けている。初対面でホテルに連れ込まれた手前、警戒心もとれず…ファンである事を打ち明けられずにいた。
真面目で融通がきかず人とうまく付き合えなかった古賀は引きこもっていた時期がある。その時に学にかりた落葉を読んで人生が変わったのだ。次回作を待ち望んでいる内に、出版社に務めるようになり…今は怒り任せに書かせようとしている。
やり方を変えてみようと、酒に誘いに行った日。名島の家で落葉の生原を見つける。そこに書かれていた名前は名島時彦、作家でもあった父親の名前であった。真実が知りたかったが名島は本当のことは決して言わない。なので古賀は自分で調べることにした。
女の傷は切り傷。男の傷は火傷。名言!って思っていたけど…最後までよんで深いなぁ〜と関心してしまった。名島の家庭環境もあるけど、初恋って男のほうが拗らせやすいのかもね。女はやっぱり現実的だから…誰が悪いとかではないよ。ただ、ちゃんと終わるキッカケをあげられなかっただけ。名島の中の落葉は古賀のお節介でラストを迎える事が出来た。そしてまた、新しい物語が生まれる。創作家って本当に素敵だ…散らばる原稿の中で一心不乱に書いている姿は惚れる♡!心の奥にあるひどく純粋な部分に触れた素敵な作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう、小説が話の重要なポイントを握る時ってその小説自体を読みたくなるよね~。BLにしては珍しく、攻めの元カノ佐和子が魅力的で好感が持てた。
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非常に面白い、小説家名島の過去について触れていくストーリーの展開も良いですし、最後の最後でセックスするのは分かっちゃいるけど気持ちの良いものです。愛し合うふたりが結ばれるのです。これほど喜ばしいことはないでしょう。しかし、僕のちんぽは過去最高に絞み上がってしまいました...BLは頑張っても1日1回が限度です。
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琴線には触れなかった…
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ぼんやりしてて実は色々難しいこと考えてる攻めと表情がコロコロ変わるのが可愛い受け、二人の距離感が好きです。
ただ、雰囲気で魅せるといえば聞こえはいいですがちょっとそれに比重を傾け過ぎというか…若干ごり押し感がありました。けどそれも後半になると登り切ったジェットコースターが一気に降りるみたいに加速感ありましたが。 -
たまにすごく雰囲気で強引にねじ伏せるみたいな、そういう話あるよなぁと思いますギドさん。言いたいこと、描いてる内容は理解出来るんだけど、あんまりそういうのは、苦手かも。表情とか、ぞっとして、うまいなって思うのですが。最後のモノローグでの「爪痕」の意味とか、そしてこのタイトルとか、そういう事か!てうまいなーと思いましたけど。
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読んでいる間じゅうずっとどきどきしてた。
二人は想い合ってるだろうけど一筋縄ではいかなそうでどう纏まるんだろうって。
結果良かったね。末永く幸せであり続ける努力を二人がしていけますように。
あ、青年発火点の子らが出ておった。