求めてやまない (ディアプラス・コミックス)

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403664946

感想・レビュー・書評

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  • 小さい頃から乱暴者と言われ孤独な人生を歩んできて、常識人とはいえない性格の攻め。何事にも動じなく穏やかな受け。
    出会いは、受けが働いている小さなレストランに攻が来たこと。注文は「腹にたまるもの!」短気で乱暴な感じで、できたらもう来てほしくないお客さんだったが、それから毎日来るようになり、店が休みなときにばったり出くわして、「なぜ店が閉まっている!」と文句を言われる始末。持っていたのが食材で、「今から家に来て作れ」とどこまで傲慢なんだか。でも、じつは不器用でやり方を知らないだけの、大きな子供。それにほだされていく受け…
    てな感じで切ないところもありましたが、面白い1冊でした。しかし、一つ疑問が。
    そこそこ金持ち風な攻め。家仕事?働きに行ってる感じもなく…仕事は何をされてるのかちょっと気になりましたね。

  • 辰巳の仕事は何だろう。気になる。

  • 感情が薄いと思われていた(事実そうだった)忍が、横柄で傲慢な辰巳に惹かれていくのだけが、イマイチ分からないのだけれど、突出して自分にだけ懐く男を可愛いと思ってしまうものかもしれないと思わされる1冊
    大好きな、まさお先生ワールドですが、最高のモブは、私の中では星川さんでした
    相談者じゃ無くて突っ込み…新しい…
    そして、「その後」が衝撃的で…w
    そちらのその後も見てみたい気も…w

  • アスペルガー症候群のような感じの客の辰巳さんととカフェ店員の、辰巳さん以外には穏やかーな感じの円谷くんの話。いつもタイミングがいい白石さんかわいい。
    いやー、描き下ろしの、円谷くんのお母さんの馬の骨基準のテスト?合格したの良かったね。
    あ、結局にんじん嫌いなのはお母さんでいいのかな?

  • 無礼で無神経な客と、シェフの恋。
    常識を知らない男を諭し受け入れてしまう過程が面白い。
    話としては、男同士だからという問題が露ほどもなく潔いくらい。
    全編を通して軽くあっさりと読めるが、つまらなくはない。
    楽しさがじわっとくる感じ。不思議。

  • 自分の欲しいものは辰巳なんだと自覚した瞬間に、円谷の表情が生き生きとしたのが印象的だった。表情というか、瞳に光が入り(別にそれまで曇っていたわけでもないが)いっきに人間味を帯びて辰巳に執着している様が非常に素晴らしかった。
    欠けた部分のある者同士が交流することによって新しいものを得る。今まで知らなかった感情を否定することなく、むしろ楽しんで受け止めていて、読後感が非常に良い。

  • カフェの客×カフェ店員

  • 特殊人種との出会いの中では割と好きなお話です。こんなやつ日常に存在したら困るわっていう。
    おまけ漫画も素敵。お気にです!(笑)

  • 横柄で唐突で常識知らずな大人が、お人好しシェフに懐いて人らしい感情を学んでいくお話(?)

    ここまで「何を考えてるかわからない」「一般常識から外れている」人物を描けるまさお先生は本当にすごい。
    一見攻めが分かりやすく常識外れに見えるけれど、受けも人から理解されないレベルのお人好し。出会いから“人らしさ”を得たのは、どちらも同じだったのかも知れない。

    いつの間にか、執着していたのはお互いさま。着地点が素晴らしかった。

  • おばかな大型犬のような攻めさんと、世話焼き受さんの物語。可愛い。

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著者プロフィール

まさお さんがつ
3月7日生まれ。A型。埼玉県在住。

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