皇女アナスタシアは生きていたか

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  • 新人物往来社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404018120

作品紹介・あらすじ

あのマリー・アントワネットの運命はたいていの人が知っている。しかしその彼女に幼い男の子(ルイ17世)があって、その子が一人牢獄のなかで暗澹たる人生を送ったことを、いったい何人の人が知っていよう。たとえば、イングリッド・バーグマン主演の映画にまでなったロシア皇女アナスタシア事件、デュマの小説であまりに有名な「鉄仮面」、「ヨーロッパの孤児」と呼ばれたカスパール・ハウザー、みな、歴史の表舞台から抹殺されてしまった人々だ。さまざまな証言・記録を駆使してその真偽を問う表題作はじめ歴史の謎を解明する4篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 歴史の埋もれた謎を扱っているのに、物語調で非常に読みやすい。また扱っている題材も馴染みのある鉄仮面やアナスタシア、ルイ17世の取替疑惑などを取り扱っている。作者が大丈夫と思うのと同時に、近代でもこんなことが起きているのかと恐ろしくなった法王パウロ1世の暗殺疑惑です。善良で、バチカンの腐敗を一掃しようとした法王が就任して間もなくなくなるなんて信じられません。そんな戦慄を感じる事件も取り扱っています。

  • 歴史奇譚ものに分類されるだろうが、文体といい読みやすさといい、完成度が高い(と私は思う)。数ある西洋の謎の中から、鉄仮面、十七世すりかえ、謎の少年カスパール、皇女アナスタシアの真贋、法王パウロ1世の暗殺と5つに絞り、詳しく書かれているので読み応え十分。

  • アナスタシアとあれば、すかさず手にとってしまう。読んでない本だったらすぐに買ってしまう。永遠の謎、ロマノフ王家の終焉。

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著者プロフィール

パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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