スーパーサイエンス: 異形の科学を拓いたサイエンティストたち

  • KADOKAWA(新人物往来社)
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404019431

作品紹介・あらすじ

革命的な発明者たちはいつも悲鳴をあげながら生きる。偏見と迫害、攻撃と非難に耐え、かつ、自分の仕事が遂行できるパワーを天から付与された予言者なのである。

感想・レビュー・書評

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  • [紹介されている科学者たち]
    •フランツ・A・メスメル(メスメリズム)
    •エドウィン・D・バビット(光線療法、カラーセラピー)
    •ニコラ・テスラ(遠隔無線送電システム、レーダー、交流送電)
    •ルース・B・ドラウン(ラジオニクス、超次元カメラ)
    •ロイアル・R・ライフ(癌撲滅装置)
    •ワラス・F・マックノートン(ホリスティック医学)
    •マックスF・ロング(カホーナ・マジック)
    •トム・C・レスブリッジ(平行宇宙の螺旋法則)
    •ヴァーン・L・カメロン、ビル・コックス(オーラ・メーター)
    •アルフレッド・R・ウォレス(超人間的知性)
    •ロバート・H・ソウレス(死後の通信)
    •コンスタンチン・ローディブ(霊の声を受信するエレクトロニクス装置)
    •村上辰午郎(実用神秘学)
    •南方熊楠(熊楠的霊的日常生活)
    •T・ギャレン・ヒエロニムス(ヒエロニムス・マシーン、超次元農法)
    •ウィルヘルム・ライヒ(オルゴンエネルギー、オルゴン装置)
    •トレヴォー・J・コンスタブル(クリッター)
    •セルマ・ラス(キルリアン写真技法)
    •パラマハンサ・テワリ(フリー・エネルギー発電機)


    異形の科学者と呼ばれる、あまりにも先進的な研究を進める科学者たちは、臨床で絶大な効果を上げつつも主流の科学とは異なる理論のため偏見と迫害を受け、波乱万丈に時代の荒波に揉まれていく。それぞれの人生が臨場感溢れるタッチで鮮やかに興味深く描き出され、それにも増して驚くべき彼らの発明や研究内容に胸を躍らせながらも気がつけば一気に読み終えていました。

    今後、この「異端」の分野=コズミック・エネルギー(気・エーテル)の研究はさらに発展していくことでしょう。久々にエンドルフィンが駆け巡る読書体験にアイデアを得、展望も広がりました。

    また、文書内に時折出てくる著者の実験話などの体験談が面白く、日本でのサイ・エネルギー研究の第一人者でもあるらしいこの本の著者にも興味を持ちました。今後も何度も読み直す本となりそうです。

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著者プロフィール

1942?—2014。超心理学研究家、東洋医学研究家、鍼灸師。著書に『サイ・テクノロジー』(工作舎)、『新・霊術家の饗宴』(心交社)、『気の医学』(アニマ2001)、『霊術家の黄金時代』(ビイング・ネット・プレス)など。

「2024年 『オカルトがなぜ悪い!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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