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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784404021267
みんなの感想まとめ
不思議さと少しの怖さが漂う短編集で、江戸の四季折々を背景にした十二の物語が描かれています。各短編は、庶民の暮らしや怪異にまつわるエピソードを通じて、心に残る印象を与えます。特に「鬼子母火」や「首吊り御...
感想・レビュー・書評
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不思議や怖さがちょっとある短編集。
「鬼子母火」「首吊り御本尊」が好みだった。 -
1994年発行、新人物往来社の単行本。12編。短編集。歴史読本などに掲載されたものの単行本化なので、いくつかは既読。怪異を思わせるものもあるが、登場人物の語りの中の怪異なので、実際はどうなのかは分からない。どちらかいうと庶民の暮らしを描いた連作という感じである。心地よくなることもないかわりに、極端におそろしくなることもない、そんな作品集。少し笑えるオチの作品が多いかもしれない。
掲載作:『鬼子母火』、『紅の玉』、『春花秋灯』、『器量のぞみ』、『庄助の夜着』、『まひごのしるべ』、『だるま猫』、『小袖の手』、『首吊り御本尊』、『神無月』、『侘助の花』、『紙吹雪』、
初出:鬼子母火「歴史読本」1994年2月号、紅の玉「歴史読本」1994年3月号、春花秋燈「時代小説大全」1994年夏号、器量のぞみ「歴史読本」1993年6月号、庄助の夜着「歴史読本」1993年8月号、まひごのしるべ「歴史読本」1993年8月号、だるま猫「歴史読本」1993年9月号、小袖の手「歴史読本」1993年10月号、首吊り御本尊「歴史読本」1993年12月号、神無月「歴史読本」1993年11月号、侘助の花「歴史読本」1994年1月号、紙吹雪「歴史小説大全」1993年冬号、 -
江戸の四季折々を取り込んだ十二話 。
「鬼子母火」師走の夜に起こった小火の原因は…。
「紅の玉」天保の奢侈禁止の世に生きる飾り職人。
「春花秋燈」二つの行燈のまつわる怖い話。
「器量のぞみ」自分を醜いとしかとしか思えない。
「庄助の夜着」古着屋で見つけた夜着、痩せていく男。
「まひごのしるべ」首にかけられた迷子札の謎。
「だるま猫」火消しにあこがれた若い男。猫の目。
「小袖の手」小袖から出てくる細い手・・・怖い!
「首吊り御本尊」奉公が辛くて逃げ出した奉公人。
「神無月」神のいない月だからできる男たちの行動。
「侘助の花」看板屋がついた嘘。
「紙吹雪」質屋の女中が屋根の上から降らせる雪。
すっすと、読んでしまったけれど、どの短編も読み直したい。
『かまいたち』の中の「迷い鳩」と「騒ぐ刀」よりも
読みやすく、わかりやすく、筋立が整っている。
「紅の玉」「春花秋燈」「器量のぞみ」「だるま猫」
「小袖の手」「紙吹雪」がいいかな。。。
ある意味、『三島屋変調百物語』も新鮮かも。
図書館で借りたので、古本屋で探して、
もう一度読んでみようと思う。 -
四季折々の短編12編。妖が出てきたり、ぞくっとしたり、どの短編も面白かった。最後の「紙吹雪」が良かったな。
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江戸の町民の暮らしの中での妖を,一つ一つと積み重ねて12ヶ月分の不思議.ホロリとした人情,悲しい幽霊.短編ながらきちんと物語だ.
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そういうつもりじゃないのかもしれないけれど、「怪談噺の短編集」という読後感。全12話。
鬼子母火/紅の玉/春花秋澄/器量のぞみ/庄助の夜着/まひごのしるべ/だるま猫/小袖の手/首吊りご本尊/神無月/侘助の花/紙吹雪
すこし暗闇の中にある、ホラーよりはファンタジー寄りなのかもしれない、ひとの世の罪は時として正義や、誇りや、愛がくっついていたりする。ひとのおもいはこんなにも複雑
みたいなところがすべての底に流れている短編集なので、
寝る前に、1話ずつ読んで、その物語のその先に思いを馳せながら眠る、なんてかんじで、枕元で読むのを勧めたい1冊。脳内に挿絵が浮かびます。 -
ソロモンの偽証を見てから読んだんだけど、このすっきりしない終わり方が良い。
紅の玉なんかも後味悪い正義の形が描かれてて良かった。
人生にあり得る あり得たろう一幕が連なる短編集。 -
久~しぶりに読み返したら、やっぱり面白かった!
短編が十二話も。
どれもちょっと不思議だったり気味が悪かったり。
けれど、面白かったのに、どれもあまり心に残らないのはなぜだろう?
またいつか読み返したら、また楽しめると思うけど、それとも次回は何か心に響くものが出てくるのかな? -
1998年2月27日読了。
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茂七シリーズだと思ってたら違ったので勝手に残念。
火消しになりたいけど火が怖い「だるま猫」が印象的 -
やっぱり面白い、宮部みゆきの江戸モノ時代小説。
人情味あふれるお話あり、まるで救われないお話あり、怖いお話あり、の充実した内容です。
宮部みゆきの江戸小説はいくつか呼んでいますが、貧困の苦しみが一番生々しく描かれているように思いました。 -
全12話の短編。怪談も多い。江戸で小さく生きる人たちが書かれる。
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5/16/10図書館
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たぶん以前読んだ気がする?
自由なようでままならない江戸の人情話集。
特に「庄助の夜着」がよかった。 -
読んだ直後は★3つかなぁ~と思ったが、レビューを書こうと読み返したら、やっぱり面白い。
中でも「器量のぞみ」「だるま猫」「紅の玉」!
全12話です。
「器量のぞみ」
本人も自覚している器量の悪い娘に縁談があり、その理由が「器量が良いから是非に」だった。
半信半疑で嫁に行くと、どうやら祟られていて、器量の悪い人が美人に見える家族だった。娘は気付きながらも子供を授かるが、可愛い娘なのに家族は器量が悪いと嘆き悲しみ・・・
ついに自分が離縁される事を覚悟して祟りをお祓いすると・・・・。
「だるま猫」
怖い~!
「紅の玉」
殺生やで。お侍のおじいさん。忠告して欲しかったよ。 -
江戸時代の庶民の生活を舞台に描かれた短編12作品。
ちょっとミステリーだったり、こわかったりもしますが、江戸に暮らす人々の生活と人情がうまく描かれています。
さすが宮部みゆきという感じで、おもしろく読めました。 -
のめりこんで読んでしまう。ぞっとするところあり、ほろっとするところあり。
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著者プロフィール
宮部みゆきの作品
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