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- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404021908
感想・レビュー・書評
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仏像の方の阿修羅には非常に魅力を感じていて、同名のこの本を手に取った。
主人公の奈良麻呂とその周りの人達の人間関係と権力闘争を描いた小説である。文調は淡々としているのだが、次々と場面が展開するので飽きることなく話み進められた。
悲しいラストだが、権力闘争に関わればそういう事もあり得るのだろう。
主人公が史実の人で、奈良時代に「橘奈良麻呂の乱」という政変を起こしていたのは知らなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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