黒い風雲児

著者 :
  • KADOKAWA(新人物往来社)
4.18
  • (4)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404023681

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 敗亡した宇喜多家の再興と父祖の復仇を幼い胸に誓った八郎―。「居眠り狸」といわれた一人の少年が、いかにして弱肉強食の乱世をのし上がっていったか。権謀術数の限りを尽し、備前・美作を斬り従えた宇喜多直家の若き日を鮮烈に描く傑作歴史長篇。 (紹介から)
    宇喜多直家についての本です。割とわかりやすく読めるのでお勧めだと思います。ただちょっと後味が悪い感じ・・・でしょうか。この人自体後味の悪そうな事をしているので直家関係の本は後味の悪いことになっていますが。こちらはハードカバーですが、新書で新しくでている様です。
    宇喜多直家についてに読みたい方は他に「悪いやつら(暗め」、「備前物語ー宇喜多秀家」、「海将(こちらは小西行長がメインです」、大きな図書館や大学図書館に行く機会があれば「宇喜多戦記」等がありますのでお勧めします。

  • 話は明禅寺合戦まで。基本はシリアスな流れ(まあ当たり前…)でありながら、そこかしこで直家主従の繰り広げる会話が面白くて結構吹いてしまった…。いろいろ我慢してるんだからヨメくらい好みの美人がいい!と悪態つく直家に笑いころげた

  • 愛してやまない直家本ですv
    明禅寺合戦まで描かれてます

  • 直家様の本。<br>
    もうもう本当にかっこいいし可愛いし可愛いし動悸息切れ! 悶えすぎて困る!<br>
    黒いだけじゃない、完璧すぎない人間くさい直家様に愛。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

(たかはし・なおき)1960~。東京都生まれ。1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。1994年、「悲刃」で第1回松本清張賞候補。1995年、上記作品収録の『闇の松明』が山本周五郎賞候補となる。1996年、「異形の寵児」が直木賞候補になり、1997年、同作及び「非命に斃る」収録の『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞するなど、本格的な歴史作家として活躍している。著書に、『日輪を狙う者』、『山中鹿之助』、『大友二階崩れ』、『虚空伝説』、『異形武夫』、『湖賊の風』、『裏返しお旦那博徒』、『平将門 射止めよ、武者の天下』、『霊鬼頼朝』、『天皇の刺客』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋直樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×