カルタゴの運命

  • 新人物往来社 (1998年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784404026866

みんなの感想まとめ

歴史を舞台にした独特のタイムトラベル物語が展開され、主人公が不思議な求人広告を通じてカルタゴの運命を変えるゲームに参加する様子が描かれています。物語は主人公の視点から、当時の状況や文化が詳細に語られ、...

感想・レビュー・書評

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  • SFのスタイルを借りた歴史小説かなと思って読み進めましたが、しっかりSFでしたね。ポール・アンダースン「タイム・パトロール」やジャック・フィニイ「おかしな隣人」への言及などもあり。文明が国家を構成要素とする四次的統合体などの眉村卓らしいアイデアもあり。
    しかし800頁超の分厚い作品で読むのに時間かかりました。

  • 31歳のフリーター男性が、不思議な求人広告に応募して、カルタゴの歴史を変えるゲームに参加する物語です。
    主人公の視点から、その時代の状況が詳しく語られるので、歴史に詳しくない方にも楽しめる作品です。
    読んでいる途中で、カルタゴやハンニバルについて調べたくなるかもしれませんが、そこをグッとこらえて読み終えた後から調べた方が、より作品を楽しめると思います。

  • 未読だった長編を古書であったが手に入れられたこと、読み始めてみたらタイムトラベルもので期待感が大きかっただけに読み進めるにつれて???
    ジュブナイルで出会って、司政官や不定期エスパーでファンになった作家なだけにがっかり感も大きかった。

  • 個人的好みですが、昔から好きな作家さんです。
    俗っぽさの無い、謙虚でまじめな文体が良い。

    さすがに800ページ以上あって、歴史概略が語り始められたときはひるみましたが、読み応えは十分あって楽しめました。

    文化と時間と次元と存在意義と、色々考えさせられます。

  • 大御所の眉村卓。といっても、中学校の頃読んだ(気がする)「謎の転校生」以来、読んだ本はない。
    読み終えた感想は、「こんな本を読むくらいなら、塩野七海のローマ人の物語のポエニ戦争編を読み返せばよかった」です。ポエニ戦争好きだから、800ページを超える大作を何とか読み切ったものの、面白かったのは、ハンニバルやスキピオの史実を語っているところのみ。フィクションは、ただただ冗長の説明が続き、最後の50ページは、1ページ1秒で読みとばしました。怒りの、★ひとつです!

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著者プロフィール

1934 - 2019。SF作家。1979年に『消滅の光輪』で泉鏡花文学賞および星雲賞を受賞。また1987年に『夕焼けの回転木馬』で日本文芸大賞を受賞。代表作にジュブナイルSFの名作といわれる『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などがある。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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