特攻 絶望の海に出撃せよ (新人物文庫)

著者 : 渡辺大助
  • 新人物往来社 (2009年8月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404037367

特攻 絶望の海に出撃せよ (新人物文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 神風特別攻撃隊「敷島隊」
    人間爆弾「桜花」
    人間魚雷「回天」

    「指揮官が死ねと命令し、部下がそれに従う。
     そんなことが許されるべきでない。
     民主主義の軍隊では絶対にありえない」
    と外国人ジャーナリストは口にすると言う。

    「死んでいった連中に対して、本当に申し訳ない、
     悪かったなあ、といつも心のどこかで思っています。」
    と元・搭乗員は言う。

    「特攻なんてものは統率の外道だよ」
    と特攻の産みの親はもらす。

    戦況が逼迫してきたとき。

    どうして10代20代の人たちが
    こんなに追い詰められ、
    自ら敵に体当たりしなければならなかったのか。

    本書は、
    写真がいくつも掲載されている。

    特攻に向かう、
    隊員たちの写真が何とも苦しくなります。

    あんなに優しそうな笑顔を見せて
    飛び立っていったんだなあって。
    覚悟を決めていたんだなって。

    私が言う「悲しい」と
    以前に読んだ、戦時中に書かれた「悲しい」は
    全然重みが違う。

    上層部も、
    決して自分は責任を取らなかった方もいれば
    後を追った方もいるようです。

    戦友の弟を回天に乗せ発進命令を下すとき、
    桜花の搭乗員達が、愛しい人と仮祝言の契りを交わすとき、

    なんとも言えません。



    こんな現実があったなんて。

  • 68年前の日本に20歳前後で“十死零生”の責を負い、死んでいった若者達の記録。特攻で散った彼らも、そのように死ぬために日々生きてきたわけじゃない。彼らが守ろうとした国の未来が、今の日本。自分が無駄に生きていては、恥ずかしく、申し訳がない。

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