ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫)

  • 新人物往来社 (2009年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784404037398

作品紹介・あらすじ

ココ・シャネルの生涯を追いながら、恋愛や人生の転機となる場面ごとに彼女がとった行動や考え方から人生を強く生きるヒントを学ぶ。

みんなの感想まとめ

人生を強く生きるヒントが詰まった一冊で、ココ・シャネルの波乱万丈な生涯を通じて、彼女の独自の価値観や生き様に触れることができます。貧しい出自から自由を求め、常に挑戦し続けたシャネルの姿勢は、多くの女性...

感想・レビュー・書評

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  • 初めてココシャネルの人生について知った。
    貧しい生まれで自由を渇望し、色んなことを挑戦して、新しい女性のスタイルを作っていった。また一流の男の人たち華やかな交流とともに多くの別れもあった。仕事が第一で、退屈が一番嫌いだった。働けない日曜日が嫌いだった。

    全部を真似はできないけれども、いくつか印象に残った言葉があった。
    「シンプルで着心地が良く無駄がない」
    「経済的援助と愛をごちゃまぜにしない」
    「女友達とはあらゆる感情で付き合う、摩擦を恐れすぎてはいないか。もしも相手と深い関係を築きたいなら、うわべだけの言葉、偽りの薄ら笑いを止めなければならない」
    『20歳の顔を自然がくれたもの。30歳の顔はあなたの生活によって刻まれる。50歳の顔にはあなた自身の価値が現れる』
    『香水は貴女がキスしてほしいところにつけなさい』
    『化粧は他の人のためにするのではなく、自分のため』

  • 昔はシャネルって好きぢゃなかった。
    だけど、今はシャネルが1番好き。

    女を魅了し続けるブランド。
    絶対的な白と黒のコントラスト。
    シャネルという人の生き様を知りたいと思った。
    革命を起こした女の生き様に興味があった。
    それは多分自分がもの凄く迷走期間だからかも知れないけど。

    でも、この本を読んで良かった。
    シャネルの生き様を真似ることや参考にすることは出来ないけど、
    美しく生きること、に対して背筋が伸びた。

    嫌悪する事。ノンと言うこと。愛される事。

    1番を2つつくらない事。

    シャネルの言葉の引用が多くて良かった。
    そして次々と登場するシャネルを愛した男達との関係も、
    とてもシンプルに書かれていて、それも凄く良かった。

    対等であるために、美しさに手を抜かない。
    愛されることをためらわない。

    女の人には是非読んで欲しい1冊。

  • .
    ココ・シャネルという生き方
    .
    あたしは自分で引いた道をまっすぐ進む。
    たとえ退屈になっても、自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。
    .
    この言葉が好き

  • イマイチ凄さが伝わってこない本

  • シャネルにまつわる本は初めて読んだわけでもなかったのに
    なぜか全然知らなかったシャネルをみたきがした。

    規格品の幸せを歩んではいけない
    確かに。

    でも、シャネルのように強固にそれを貫き通すって、至難の技。

    本を読んだらすぐ古本屋に向かう私だけど
    文庫本でもこれは大切にして
    また読みたい一冊。

  • 『シャネルは死んだが、シャネル・スタイルは見事に残った。それを人々は、認めないわけにはいかなかった』

    偉大なるファッション・デザイナー、シャネルの生き様を綴った伝記。
    シャネル格好良すぎるわ!最高!

    シンプル、エレガントにこだわり抜いてきたシャネルが「なぜウェディングドレスを作らなかったのか」という疑問から始まり、最後に筆者の考える答えが用意されている。

    まじで納得。あーーー素敵。

    ———紹介(公式より)———

    孤児院から人生を始め、自力で「シャネル帝国」と呼ばれる一大ブランドを築きあげ、莫大な富と名声を手にしたシャネルは、驚嘆するほどのヴァイタイティで八十七歳まで生き抜きました。
    「私はモードではなくスタイルを作り出したのです」とシャネルは言いました。
    シャネルの人生を貫くキーワードとしては「ウエディングドレスを拒んだこと」、「怒り」「復讐」「自由」などいくつかあるけれど、もっとも重要なものとして「嫌悪」があります。

    シャネルのクリエイションの根本にあるものは嫌悪の精神。
    「嫌い」という心の叫びに忠実に生きることで、シャネルは世界的規模の「特別な人」に、時代を超越する「かけがえのない人」になったのです。

    人を嫌うのはいけないと思っている人、怒ることはマイナスだと思っている人、同性の友達が少ない人、経済的な自立を願う人、自分のために生きることが難しい人、そして、いったい自分はどんな人間でありたいか、そんなことを真剣に考えているすべての人に贈る、熱くてスパイシーな一冊。

    ———感想———

    女性が本格的に仕事をするということが理解されない時代、孤児院から歌手、そして資産家の愛人となったシャネルの心を蝕んだのは「退屈」だった。

    そこで「私は他の愛人とは違う」「私がこんなところで終わるはずがない」と考え、動き出す。

    唯一愛した男の結婚、死を乗り越え、ファッションの世界を突き進む姿は圧巻。ピカソと友達なのも面白い。

    特に70歳からのシャネルは格好良すぎる。

    戦時中にドイツ人と恋をしたシャネル。パリのホテルで静かに暮らしていたにもかかわらず、戦後、スパイ扱いされたり、ドイツに近い女扱いされる。
    耐えられなくなり、スイスへ移住(ほぼ亡命)したシャネル。
    その間にディオールやバレンシアガが流行し、シャネルは時代遅れのブランドだと一掃された。しかもディオールやバレンシアガはシャネルがかつて葬り去ったフェミニンなファッションだった。
    そんな状況を打破するために行った新作のファッションショー失敗、酷評される。

    しかし、思ってもみないところから火がついて、見事シャネルはファッション業界の第一人者としてカムバックを果たす。

    あーシャネルが似合う男になりたい(何も持ってないけど)

    特に印象に残った文
    ・「傲慢」であることの大切さ。「謙虚」は時に逃げになる。
    ・自分の才能を伸ばすパートナーを選ぶ。
    ・私は戦争を味方につけた。非常事態の中で人は才能を表す。
    ・室内装飾は魂の自然な投影
    ・「それは違う」という感覚を大事にする
    ・二十歳の顔は自然がくれたもの。三十歳の顔はあなたの生活によって刻まれる。五十歳の顔にはあなたの価値が現れる
    ・私は人を判断するのに、お金の使い方で見分けることにしている
    ・所有することは醜い、執着することはもっと醜い
    ・喪服の色でしかなかった黒を流行色に
    ・つねに除去すること、付け足しは絶対にいけない
    ・自分のためにそれをする。原動力は、自分。私は着たい服がないから作った。
    ・かけがえのない人生を送るためには、人と違っていないといけない

  • 純粋にシャネルという人間を好きになってしまった。彼女の生き方、個性、こだわりは平凡でなく好き嫌いも分かれそうで、全てが正しいわけでもない。ただ一本筋の通った生き方をしているからこそ、美しいと感じるのだと思う。

  • もし今シャネルがいたら色々燃えてそうだよなぁと思った。「女の幸せは愛されることであり、愛されなければ、おわり」女性だからこそ仕事に恋愛に愛されるからこそ輝けると思う。愛される人になりたい。信条を求めている人に。

  • 「マドモアゼル・ココ」は皮肉だったんじゃないか?
    プロダクトに感謝こそすれ、人として尊敬できるかというとちょっと疑問だ。

    今でいえばただのパワハラ・ワンマンデザイナーだが、彼女がもたらしたものは大きすぎた。
    リップスティック、ジャージのスーツ、チェーンバッグ、そして「No.5」。
    薄い体というコンプレックスをぐるっと裏返して、これぞまさしく自己肯定なのではないか。
    機能的で心地よいものを作り出す彼女は、天才なのだとわかる。

    映画化すると、役者の手前どうにかかっこよく見えるように対象の人物を描いてしまいがちだが、この書籍は違う。
    シャネルがいかに扱いづらい変人だったかを「這いつくばってスカートを~」という文章だけで伝えてくる。

  • 「ココ・シャネルの言葉」の後に続けて読んだので分かりやすかったし、より理解できたと思う。強烈な個性、ゴージャスな交遊関係、生きざま・・・「すごい」しかないです。

  • 自分が何者なのか決意しなさい…夢を叶えると決意する、傲慢な人間になる(仕事のために、すべて犠牲にするように自分にも厳しくあること)

    女友達と喧嘩しなさい…女友達とは、あらゆる感情で付き合う。摩擦を恐れすぎてはいないか。深い関係を築きたいなら、うわべの言葉をやめること。女友達は多くなくていい。

    退屈より大失敗を選びなさい…自分のために、それをする。遅くなってもやったほうがいい。

  • シャネル、の人生を初めて読んだので、面白かった。自分のやりたいことに向かって、仕事に生きる、でもいろんな男の人ともいろんな関係がある、影響する、時代の変化、など。
    章ごとにシャネルの主張を整理する、という本の立て付け、なので初めての者には読みやすかった、一方で本にも参考図書がいくつかあったものを読んでみたくもなった。

  • タイトル通り。ココシャネルの言葉をはさみながら、その人生を綴っている。
    頼らなくていいときになって、自分が愛しているかが分かるという。激しい人だ。自分で失敗してみるまで、納得しないところは、参考になる。言い訳ばかりして、やらないのとは大分違う。

    注目点
    ・退屈な人と無理に付き合うことはないのだ。
    ・贅沢とは表に現れないものなのだ。
    ・臭いを隠すための香水は禁止した。
    ・醜さを許せるけど、だらしなさは絶対許せない。
    ・香水も服を英語ではwearを使う。
    ・人を判断するのに、お金の使い方で判断した。
    ・物を所有することに使わなかった。
    ・誘われればどこにでも顔を出す人に魅力的な人はとても少ない。
    ・自分のためにそれをする。
    ・つねに除去すること、つけ足しは絶対にいけない。
    ・表以上に裏が大切。本当の贅沢は裏にある。

  • <u><b>攻撃的な言葉のパンチ</b></u>

    <span style="color:#cc9966;">孤児院から人生をはじめ、自力で莫大な富と名声を手にした世界的ファッションデザイナー、ココ・シャネル。働く女の先駆者」シャネルのゴージャスな恋愛、仕事への情熱、結婚への想いを、「嫌悪の精神」に富んだ「シャネルの言葉」を織りこみながら、コンパクトかつ濃密に描き出す。シャネルからのメッセージがつまった、熱くてスパイシーな一冊。 </span>

    絶対友達になりたくないし、というか、できるだけ近くにいてほしくないな、こんな人。でもどこかでこんな人間になれたらいいのになと思えるそんな人、ココ・シャネル。一つ一つの言葉がかなりかっこいい。

    <blockquote><b>自分が何者なのか決意しなさい</b>
    そう、あたしはいつも、とても傲慢だった。頭を下げたりペコペコしたり卑下したり自分の考えを押しまげたり命令に従うのは、大嫌いだった。</blockquote>
    以下気に入った言葉メモ
    [more]
    作者評
    <blockquote>*夢を叶える決意するということ
    カフカの言葉「人間は、自分のなかに破戒しがたいものが存在するということを、継続的に信じない限り、いきることはできない。」

    *傲慢な人間になる
    「謙虚」の裏には、ごまかしがひそんでいる場合が多い。楽な道を選ぶ姿勢、ときには逃避さえもが、ひそんでいることがある。
    シャネルはごまかすことをしなかった。たとえば他人と「衝突」したとき、相手からこちらの非を責められたとき、ぎりぎりまで謝らない。ほんとうか、ほんとうに自分が間違っていたのかと、疑い続ける。そこの部分、手を抜かない。
    「傲慢」でいることは、逃避やごまかしを捨て去ることだ。ときには謙虚でいるよりもずっと、自分に厳しくあることを強いられるのだ。</blockquote>

    <blockquote><b>自分の実力は自分で決めなさい。</b>
    とにかくあたしは田舎の小娘だと思われなくなかった。自分をちゃんと真面目にとってもらうために嘘もついた。小説のヒロインのように自分を作り上げた。</blockquote>
    <blockquote><b>女の才能を伸ばす男を選びなさい。</b>
    彼はあたしの人生にとって大チャンスだった。あたしの意欲に決して水をさしたりしない人と出逢ったのだ。</blockquote>
    <blockquote><b>髪を切りなさい</b>
    欠点は魅力のひとつになるのに、みんば隠すことばかり考える。欠点をうまく使いこなせばいい。これさえうまくゆけば、なんだって可能になる。</blockquote>
    <blockquote><b>女友達と喧嘩しなさい</b>
    女に対して、あたしは友情のひとかけらも持っていない。ミシアだけが例外だった。なぜなら女たちは面白くないからだ。</blockquote>
    <blockquote><b>ノンと言いなさい</b>
    あたしは自分で引いた道をまっすぐに進む。たとえ退屈になっても、自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。</blockquote>
    <blockquote><b>退屈より大失敗を選びなさい</b>
    すごくうんざりしているの、あなたなんかにわからない。</blockquote>
    <blockquote><b>嫌悪の精神を持ちなさい。</b>
    大嫌い。なぜあんなのをはくのかわからない、あんなものを好む男声の気持ちもわかからない。膝を出す女性は下品。あからさまに見せる服は魅力的ではない。</blockquote>
    <blockquote>それでもとにかく、あたしが二倍も働いたから、すべてうまくいっていた。あたしは自分にこう言い聞かせていた。「彼らがあれこれ悩んでいても、それは仕方がない、お前はそんなことよりもコレクションを仕上げなければならない。決して怒りに負けてはいけない。お前には辛抱できる」と。あたしは女王蜂なのだ。これはあたしの運勢でもある。獅子と太陽。これがあたしの星だ。この星を持つ女は、忠実で、勇敢で、働き者だ。そう簡単にうちひしがれたりしない。これがあたしの性格だ。あたしは獅子座の星の下に生まれた女王蜂だ。</blockquote>
    <blockquote>かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない。</blockquote>

  • 「結婚に依存する女に未来はない」
    本当にその通りだと思う
    どうして結婚して仕事を辞めたい女子が多いんだろう
    何の自由もないのに

  • 傲慢な人間の一番嬉しいことは、自由ということだ。ただ、自由でいるにはお金がかかる。

    ミスティフィカション 韜晦
    進んで相手に誤解の材料をばらまいて、本当と嘘がごちゃまぜになった煙幕を張り巡らせて、自分の真実をわからなくしてしまうようなやり方だ。

    あたしは自分で引いた道をまっすぐに進む。たとえ退屈になっても、自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。

    「誰かのため」に何かをすることは必要だし、すべきだ。けれど、結果としてそれが「誰かのため」になったとしても、原動力は「自分のために、それをする」でなければならない。それがほんとうのところだし、それがあれば、マイナスのことが起きたときにも、ちょっとやそっとのことでは倒れない。

  • 怖いだろうなそばにいたら。
    でも憧れずにはいられない・・・。

    シャネルは有名なので、小さなころから
    知っていたけど、ブランドイメージは
    いけているお姉さんたちが持っているブランド。

    この本を読んでから印象が変わりました。
    なぜ世の女性がシャネルを持ちたがるのか。
    デザインを愛する人はもちろんだけど、きっと
    マドモワゼルにあこがれている人が多いのでは。

    時代の最先端をいったいた彼女のブランドが
    年を重ねて、保守的になるのもなんだかおもしろいし、
    フランスで受け入れられなくても、アメリカで、
    あの時代受け入れられるというのがまたすごい。

  • 絶対友達にはなりたくない。
    結婚もしてない人に、夫婦関係の悩みを相談して、あれこれ言われたくないし、
    自分も女の部分があるくせに、「女たちは退屈だ」と女を敵対する女は嫌いだし、
    自分の過去について嘘をついたりして、みっともない。

    ・・・

    それでもカッコイイと思う。憧れる。
    彼女の個性はカッコイイ。

  • シャネル、リップスティックスくらいしかもっていないけれど、すごく魅力的だ。そのリップスティックス自身もシャネルのアイディアで、今ある形になったと聞けば、どれだけ斬新な人だったんだろうとただただ感心するばかり。
    もっと知りたくなった。
    少しでも取り入れられるところだけでも、自分の人生のヒントにしたいところがたくさんある。魅力的って言葉を具現化している女性(ヒト)。

  • 女性があこがれるビジネスウーマンって?
    女性の思考って
    こんなことを考えながら手に取った一冊。

    まさに、波乱万丈な生き方だった。
    なぜ、シャネルというブランドができ、今まで
    人気を博してきているのか、理解できる。


    また、以下の2点が印象的だった
    ①コピーは賞賛と愛を受け取ること
    ②傲慢でいることと謙虚でいること。
    傲慢でいられるというのは、逃避の道を閉ざすということ。

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著者プロフィール

山口路子(やまぐちみちこ)
1966年5月2日生まれ。作家。美術エッセイ、小説など著書多数。近年では、ひとり出版社ブルーモーメントから「生き方シリーズ」の刊行が始まる。また、大和書房より刊行の言葉シリーズ(『オードリー・ヘップバーンの言葉』『マリリン・モンローの言葉』『ココ・シャネルの言葉』『ジェーン・バーキンの言葉』『マドンナの言葉』『カトリーヌ・ドヌーヴの言葉』『サガンの言葉』など)が好評、『逃避の名言集』も話題となり版を重ねている。近著は『大人の美学 245の視点』『ピカソの言葉』『彼女たちの20代』。著者累計60万部を超える。

「2024年 『私を救った言葉たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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