龍馬暗殺 最後の謎 (新人物文庫)

著者 : 菊地明
  • 新人物往来社 (2009年11月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404037695

龍馬暗殺 最後の謎 (新人物文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 史料ベースの考察もの。実行犯が見廻組だったっていうのは確定にしても、黒幕が誰だったのかは、結局良くわからないんですよねえ。軍鶏を買いに行ってたと言われてる峰吉少年が、実は現場にいたんじゃないかという説は初耳だったので面白かったです。

  • 著者はかつて薩摩藩黒幕説を有力としていたが、その後の調査で考えが変わったのか本書ではその可能性はないとしている。また、渡辺篤証言も信憑性が低いと見ていたようだが、渡辺証言に登場する世良敏郎の実在が確認されたため、渡辺証言も信用に足るものとして仮説に組み込んでいる。結論として、実行犯は佐々木、今井、渡辺、世良の4人で黒幕は無し。佐々木の独断としている。上役からの指示は無かったという説だが、陰謀論に走るよりは説得力があるだろう。

  • 過去に同様の謎解き本を数冊読みましたが、新しい発見があるかと思い購読。
    著者は過去の文献を丹念に読み通説としてまかり通っている部分を排除し、事実と思われる事のみで辻褄が合う結論を導き出そうと言う内容。
    内容・結論共にこれまで読んだいろいろな本と比較しても特別新しい発見があるわけでは無かったが、それは新たな事実が発見されたりしない限りは当然かと。

    先にご紹介した「龍馬を斬る 著 黒鉄ヒロシ」はこの本の単行本時代(「龍馬暗殺 完結編」)に多分に影響されているように思われる。
    特に菊屋峰吉が嘘をついていると断じる部分は一緒だね。

    本著の結論としては、実行犯は京都見廻組で特に黒幕は居ない。(ある種情報伝達の不備も要因)
    薩摩には龍馬を排除する相当強い動機はあったが実行に至っていない。
    と言う感じかな。

    同じ様な本を色々読んでいるので、話もだいたい頭に入っているからあっさり読めました。

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