満洲帝国史 「新天地」に夢を託した人々

  • 新人物往来社 (2011年2月14日発売)
3.17
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784404039767

作品紹介・あらすじ

満州国建国の牽引力となった石原莞爾らと、産業立国建設の先頭に立った「二キ三スケ」、満映理事長甘粕正彦など、夢舞台「幻の満州」にその夢を託した人々の足跡を追う。

みんなの感想まとめ

満州国の建国とその発展を追った本書は、歴史的な視点から多様な側面を探求しています。石原莞爾や岸信介といった重要な人物を中心に、戦前の経済モデルや文化の形成、さらにはその影響が戦後にどのように引き継がれ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • エビデンスなき国家だったのかもしれないが国を立ち上げた力はやはり凄い。それにしても岸信介が大物すぎる。まさに昭和の妖怪。

  • 満洲国は、戦前の戦争遂行の物資、資金の供給源でもあり、かの地での計画経済モデルと重化学工業の発展は、戦後の高度成長の雛形でもあった。その主導者だった岸信介と、満洲国の明の部分=満映と、闇の部分=阿片を取り仕切った甘粕正彦を軸に、満洲国の生い立ちがダイジェストで纏められている。

    残念なのは満洲国籍というものが存在しなかった事実。結局大日本帝国の植民地として敗戦の運命を共にしたが、最初は傀儡だったとしても、時を経て「独立」していたら、例えば香港などようなユニークな存在として、「中国」あるいは世界と良い影響を与え合う未来があったかも知れない。

  • 満州帝国の政治から経済、文化まで様々な分野が書かれた書籍。様々な分野を扱っているぶん、若干薄味になってしまったのが気になるけれど、概略を眺める分には良い書籍だと思う。内容自体は面白かったので、もっとページ数をかけて読みたかった。

    岸信介すげえ。

  • いわゆるジャケ買い(笑)
    青空が好きで。

    それと満州をざらっと、本当に簡単に触るならちょうどいいかもしれないけれど、アクが完全に抜かれているような感じがしました。
    あの頃はよかったなぁとお年寄りが言っているような。

    もっと他の満州本も読みたいです。

全4件中 1 - 4件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

太田 尚樹:1941年東京生まれ。東海大学名誉教授。専門は比較文明論。著書に、『パエリャの故郷バレンシア』(中公文庫)、『満州裏史─甘粕正彦と岸信介が背負ったもの』(講談社文庫)、『死は易きことなり─陸軍大将山下奉文の決断』(講談社)、『伝説の日中文化サロン 上海・内山書店』(平凡社新書)、『満州と岸信介─巨魁を生んだ幻の帝国』(KADOKAWA)、『ヨーロッパに消えたサムライたち』(ちくま文庫)、『満洲帝国史─「新天地」に夢を託した人々』(新人物往来社)、『支倉常長遣欧使節 もうひとつの遺産─その旅路と日本姓スペイン人たち』(山川出版社)などがある。

「2022年 『南洋の日本人町』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太田尚樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×