- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404040435
作品紹介・あらすじ
世界を制した英雄と愚帝たちの、勝利と迷走。地中海を我が海とした古代最強国家の盛衰。
感想・レビュー・書評
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血で血を洗う権力争いの末に皇帝になったアウグストゥスの死後40年で再び内乱に突入しているのには悲哀を感じた。地中海の中心という地理がダメなのか、国外・国内問わず常に戦ってばかりで息つく暇もない。東西分離後はビザンツ中心に記載されていたが、フランク王国周りの情報ももう少し増やしてほしいかも?
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塩野七生さんの「ローマ人の物語」を4ヶ月かけて読み終わったのでこの本でざっと復習。
カラーで写真や絵が多くて楽しかったです。
全体に駆け足で進んでいるので、「ローマ人の物語」より後の部分は私にとってわかりにくかったです。教科書読んでいるみたいでした。
この著者はローマ帝国に詳しく、いろいろ本を出しているようなので、機会があったら読んでみます。 -
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ビジュアル付きで、古代ローマ帝国の政治史を駆け足で見る本。
掲載されている図版は、当時の著名人の胸像か、あるいは後世の画家がローマ帝国の事件を描いた絵画である。
戦いの場面などを絵で眺めながら文章を読めばイメージが膨らむのは確か。
一方で、紙幅の関係で肝心の本文は相当に駆け足。
深さもなければ分かりやすいとも言えない微妙なもの。
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の滅亡までを視野に入れているのが少し珍しいくらいか。 -
ローマは、大きくなるにつれシステムを変えてきた。この成功がローマ帝国を長く繁栄させていった。
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題名通りに、ローマ帝国1500年の歴史を、”絵”と共に振り返る一冊。
カエサル時代、五賢帝時代、キリスト教国化時代の3章からなる感じです。
塩野さんの「ローマ人の物語」と併せて読むと、いいかもです。
叙情的、ではありませんけども。 -
140ページあまりで、ローマ史1500年を振り返る本。
写真が多く、画家が描いてきた絵や彫刻、見つかった史跡などから、ローマ史を振り返ることができる。入門書として、全体像をつかむにはよいと思う。
特にカエサルの三頭政治から軍事皇帝時代までのないようがほとんどです。
これを読んだら、もう少し詳細な解説を読むようにしたらよいと思う。