- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404040640
感想・レビュー・書評
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万葉集や百人一首の中にある短歌を現代風の恋の詩で表現して、それに合わせたねこの写真が添えられてる写真歌集的な本。
アイディアがすごくおもしろい。
最後に短歌の解説もきちんと書かれている。
ねこが恋をするのかはわからないけど(笑)、遠くを眺めてるねこの表情が、本当に恋をしている顔に見えたりする。
ねこ好きにはおすすめの一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かわいらしい猫のフォトに
昔から伝わる短歌の恋詩をあわせた写真集です。
猫の恋を読んだのか、
人間のことを読んだのか、
短歌の内容はあまりにも人間的で、
せつない気持ちが、じんじんと伝わって来ました。
そう、猫だって恋をするんですね。。。
でも、恋につかれたり、
悩める猫たちの表情は、抱きしめたくなるほど、かわいい。
キジトラ、茶とら、三毛猫、黒白のパンダ猫
どの猫も自由気ままに生きている、愛らしい姿です。
疲れたり、イライラしたりするときに、
手にとって眺めると、
本当に癒される、何とも不思議な写真集でした。
かわいい猫の写真に心も十分なごみました。
猫好きの個人的な見解から☆5です。 m(__)m -
お誕生日にいただいた本です
かわいいネコちゃんがいっぱい
だけどこの本はにゃん恋だけあって古今和歌集や百人一首の中の恋する気持ちの歌がにゃん語に訳されているんです
せつないにゃん
恋しいにゃん
むかしむかしのにんげんたちは
なんて情熱的なんでしょう
歌を贈りあうなんてステキです
愛しい相手からそんな歌が届いたらたまらないですね
面影の
かすめる月ぞ
宿りける
春や昔の
袖の涙に
今も昔も恋する気持ちは同じなんですね
切ない・苦しい・愛しい・きゅん