新潟県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)

制作 : 花ヶ前 盛明 
  • 新人物往来社
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404040978

作品紹介・あらすじ

旧越後国と旧佐渡国からなる新潟県は、豊かな自然と美しい景観に恵まれ、多彩で興味深い歴史と文化を築いてきた、まさに「見どころ満載」の県です。歴史や文化では、上杉謙信の義戦や城郭群、世界遺産暫定リストに記載された佐渡金銀山、幕末の北越戦争など、興味深い項目が目白押し。

感想・レビュー・書評

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  • 謎というほどではないが、へえーと思うことが載ってる。

    御館の乱の戦闘の場所が実家のすぐ近くとか!
    景虎が妙高で死んだとか!
    いつも普通に行ってる神社が越後一の宮で、813年に朝廷から従五位下を、861年には従四位下という高い位を賜ったとか!延喜式内社。越後国府に鎮座したことから国司の保護を受けた。上杉謙信の崇敬を受けて繁栄したとか、江戸時代には幕府から100石の御朱印地を賜ったとか!
    古城小学校は福島城の跡地に建っているとか!
    ここにも書かれていたけど、飛鳥時代に越後で石油がとれて、それを大津京に送ったとか。
    地元がこんなに歴史があるとは知らなかったわ。

  • 興味のあるところをさら読み

    よく聞いた地名のトリビアで面白い
    明治期には兵庫や愛知と並ぶような都市であったとは面白い
    一次産業従事者の割合が減り、新たな生きる道が見つかればいいなと。

    自然豊かで食材にも水にも恵まれ豊かな土地だと思った。

  • 上越行く途中で、福島城と前島密について知れたのは収穫だった。あとは「佐渡独立論」が興味深い。敗者の島流しといっても、皇族・僧侶・文化人等々の上流階級が自由に生活していたとの事で、独自の文化が発展したというのは納得。
    新潟の人は「なんにもないところだけど・・・」と謙遜する人が多かったけど、歴史の宝庫だしもっと観光が盛り上がってもいいと思うけど。県民性としては、総じて男は優しくて、女性はキツカッタという印象がありましたが。

  • 新潟県にまつわる人物事象あれこれ本。
    複数の執筆者による記事が盛りだくさんで
    一つが2-3頁の分量のため、興味のある部分だけ
    拾い読みする事も可能です。
    なんだか読んだ事があるような…と思ったら再発売本でした。
    なので一部考証の古い話題もあります。
    (こちらの出版社さんはちょくちょくこういう事しますよね。
    再販は嬉しい事が多いけど、歴史をメインに扱うなら
    もうちょっと会社の姿勢を考えて欲しいトコロです)
    それでも新潟県民さんや新潟に興味のある人にお勧めかな。

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