- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404040978
作品紹介・あらすじ
旧越後国と旧佐渡国からなる新潟県は、豊かな自然と美しい景観に恵まれ、多彩で興味深い歴史と文化を築いてきた、まさに「見どころ満載」の県です。歴史や文化では、上杉謙信の義戦や城郭群、世界遺産暫定リストに記載された佐渡金銀山、幕末の北越戦争など、興味深い項目が目白押し。
感想・レビュー・書評
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謎というほどではないが、へえーと思うことが載ってる。
御館の乱の戦闘の場所が実家のすぐ近くとか!
景虎が妙高で死んだとか!
いつも普通に行ってる神社が越後一の宮で、813年に朝廷から従五位下を、861年には従四位下という高い位を賜ったとか!延喜式内社。越後国府に鎮座したことから国司の保護を受けた。上杉謙信の崇敬を受けて繁栄したとか、江戸時代には幕府から100石の御朱印地を賜ったとか!
古城小学校は福島城の跡地に建っているとか!
ここにも書かれていたけど、飛鳥時代に越後で石油がとれて、それを大津京に送ったとか。
地元がこんなに歴史があるとは知らなかったわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
興味のあるところをさら読み
よく聞いた地名のトリビアで面白い
明治期には兵庫や愛知と並ぶような都市であったとは面白い
一次産業従事者の割合が減り、新たな生きる道が見つかればいいなと。
自然豊かで食材にも水にも恵まれ豊かな土地だと思った。 -
上越行く途中で、福島城と前島密について知れたのは収穫だった。あとは「佐渡独立論」が興味深い。敗者の島流しといっても、皇族・僧侶・文化人等々の上流階級が自由に生活していたとの事で、独自の文化が発展したというのは納得。
新潟の人は「なんにもないところだけど・・・」と謙遜する人が多かったけど、歴史の宝庫だしもっと観光が盛り上がってもいいと思うけど。県民性としては、総じて男は優しくて、女性はキツカッタという印象がありましたが。 -
新潟県にまつわる人物事象あれこれ本。
複数の執筆者による記事が盛りだくさんで
一つが2-3頁の分量のため、興味のある部分だけ
拾い読みする事も可能です。
なんだか読んだ事があるような…と思ったら再発売本でした。
なので一部考証の古い話題もあります。
(こちらの出版社さんはちょくちょくこういう事しますよね。
再販は嬉しい事が多いけど、歴史をメインに扱うなら
もうちょっと会社の姿勢を考えて欲しいトコロです)
それでも新潟県民さんや新潟に興味のある人にお勧めかな。