象徴天皇の源流

著者 :
  • 新人物往来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404041227

作品紹介・あらすじ

天皇親政が失敗した理由-世界史上類を見ない、共存共栄の王統。平安・鎌倉期から読み解く象徴天皇史。

感想・レビュー・書評

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  • 中世史でも室町を専門とする今谷氏が、古代末期から天皇について論じているというのが、まず面白かった。
    横断的に論じる方は少ないので。

    文徳天皇が一度も内裏に入らなかった云々のくだりが大変興味深く。
    自分の勉強足らずを実感しました。

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著者プロフィール

今谷 明(いまたに・あきら)
1942年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。文学博士。日本中世史専攻。横浜市立大学教授、国際日本文化研究センター教授を経て都留文科大学学長、現在、国際日本文化研究センター名誉教授。主著『室町の王権』(中公新書)、『武家と天皇』(岩波新書)、『象徴天皇の源流』(新人物往来社)、『近江から日本史を読み直す』(講談社現代新書)、『戦国期の室町幕府』(講談社学術文庫)、『日本中世の謎に挑む』(NTT出版)、『象徴天皇の発見』(文春新書)ほか多数。

「2019年 『文庫 中世奇人列伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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