超訳 方丈記を読む

制作 : 小林 保治 
  • 新人物往来社
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本棚登録 : 19
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404041739

作品紹介・あらすじ

大地震、貧困、政治不信、混乱…。鴨長明が800年前に視たままを綴った名著とその思想・人物像を現代との関わりのなかでわかりやすく読み解く本。

感想・レビュー・書評

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  • 何百年も昔に起こった災難が、想像できるような内容であり、今起こっている災難にも同じところがあるように感じる。足るを知った世界が想像できた。とてもシンプルな世界は心を穏やかなにした。

  • 鴨長明が800年前に視たままを綴った名著、『方丈記』。その思想・人物像を現代との関わりを交え、わかりやすく読み解く。

    第1章 超訳『方丈記』
    第2章 『方丈記』と「現代」
    第3章 『方丈記』鑑賞の壷
    第4章 鴨長明とその時代
    第5章 数寄を求めた鴨長明
    第6章 『方丈記』原文―大福光寺本

  • ルポジュタージュという感じの方丈記。抄録しか習っていないが全文(訳)を読み通せてよかった。

  • 鴨長明の書いた方丈記を現代語訳し、かつ時代の背景や長明の人生などを踏まえた解釈を加えています。

    方丈記の内容をわかりやすく読める、という点では良いと思います。最初に現代語訳、最後に原文という形式でした。
    その間に、いろいろな人の方丈記に関するエッセイみたいなのがあったんですが、これが正直無駄に思えました。

    同じ研究グループの人達で集まって書いたんだな、という感じが伝わってきて、なんとも。
    面白い話もありましたが、この本を手に取る人は、初めて方丈記を読むような古典自体にも親しみのない人だ、という認識がキチンとなされていたのでしょうか。

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