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- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404042682
作品紹介・あらすじ
不安、恐怖、叫び、そして希望。圧倒的な収録作品数で作品世界の全貌に迫る究極の一冊。
感想・レビュー・書評
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ムンクの叫びという誰もが知っているイメージのせいか、ムンクは病や死や恐怖といった印象が強く、狂気の画家という常套句が常に連想される。
しかし、ムンクの絵はただ狂喜乱舞のようなものだけでなく、彼が生きたそのときどきの世界に応じて、彼の五感を通して描かれたものとなっている。
家族の死や、恋に落ちた相手との経験、孤独、アルコール依存、病気、戦争、ときには明るい生命についてなど、生きた時代の軌跡とでもいえるものを、彼の捉え方で絵に落とし込んでいったのである。
ムンクがどんな気持ちで一つ一つの作品を描いたのかはっきりと知ることはできないが、彼の人生を少しでも知ることで、何に影響されて、絵が生み出されていったのかがわかる。
叫び以外においても、人間の姿を数多く描いたムンク。
彼は誰よりもどん底を味わったからこそ、あの印象的な叫びを生み出せたのだろうが、それ以外にも人間っぷりをとことん追求した作品が幾重にもあることを知った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか。
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叫び以外ほとんど初めてみる作品で思ってた絵柄と違って新鮮
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