西洋美術入門 絵画の見かた

著者 : 池上英洋
  • 新星出版社 (2013年4月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784405071650

作品紹介・あらすじ

隠れたメッセージ、巨匠たちの超絶テクニック、傑作のウラ側…思わずうなる、名画のマル秘話が満載。

西洋美術入門 絵画の見かたの感想・レビュー・書評

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  • 色彩の美しさやハッとするような驚き。どちらかというと絵画鑑賞は感覚的なものに依拠していた。本書は、絵に隠された寓意についてたくさんの巨匠の名画を通して学ぶ。技法、技巧、時代背景、人となりといったものを鍵に一枚一枚、絵画と照らし合わせながら読み解いていく。思いがけない発見と感動があり鑑賞眼に新たな複眼を具有することができた。

  • 池上英洋さんは、ルネサンス三大巨匠を彷彿させます。

    現在東京造形大学准教授ですが、その前は國學院大學准教授、その前は恵泉女学園助教授でした。転々としています。
    フィレンツェ、ミラノ、再びフィレンツェからイタリア各地をまわりローマそして最後はフランスで亡くなった【レオナルドダヴィンチ】のようです。

    そしてこの本、彼は編著となっています。執筆は恵泉女学園卒の川口清香さんと國學院大學大学院修士課程修了の荒井咲紀さんです。
    昨年購入した月刊PEN「ルネサンスとは何か」はこのおふたかたに加え今泉愛子さんと青野尚子さんも文を書いています。
    めったに本を買わない私がこのPENを買ったのは、「人脈図」を手元におきたかったからなんですが、これを書いたのが荒井咲紀さんだったことを最近知りました。

    前置きが長くなりましたが、こういう方法は、工房で大作をしあげていく【ラファエロ】そのものです。
    そして【ラファエロ】のように、常に多くの女性がとりまいています。(単なるイメージです。お気を悪くなさらないでください)

    え?【ミケランジェロ】?それがまだわからないのです。でもぜったいあるはず。

    池上さんの本は5冊目ですが、今回もとても面白かったです。
    『恋する西洋美術史』はエロかった印象なんですが、今回も一か所すっごいのがあって、電車の中で開いて、慌てて閉じました。
    川口さんと荒井さんは本当に芸術だと思っているのかしら?

  • 壊れやすいガラスは「はかなさ」の象徴

    食べ物 腐りかけやたべかけの対比で生死を描く

    果物 豊さのシンボル

    赤い実は官能

    一本の蝋燭 万物を照らすキリストの象徴

    犬 忠誠心

    白は純潔

    ゴヤ 裸体を書き始めた

    メメント・モリ リゴッツィ 書物の上の頭部

    浮世絵は立体性のなさ、遠近感の無視がすごい

    パウル・クレー 色彩だけで表す  音楽を思わせる

    テンペラ画 卵の黄身を使った

    シュルレアリスムは無意識だけを描きだそうとしている

  • 色々な視点から絵を見ることができることを教えてくれる。有名な絵ばかりなので、そうだったのか、と目から鱗なこともある。
    2017/9/1

  • 絵はカラーで変型大判の本だけど、ソフトカバーで手に持って読みやすい。出てくる作品は有名作ばかり、国立西洋美術館でも見られる作品がちらほら。手元に置いておきたい本。何気に最後の年表が結構便利でした。

  • 美術を鑑賞するには、最低限の前提知識が必要とされる。制作された当時は誰もが共有していた感覚が、必ずしも現代に受け継がれているとは限らない。だから過去の美術作品を鑑賞しようとする我々は、意識してその「知識」を学ばなければならない。

    本書は中世から20世紀前半までのエポックメイキングな西洋美術作品を紹介し、どのように解釈すべきか、どのような技法が用いられているか、当時としては何が新しかったのか、をわかりやすく解説する。

    あらゆる作品で、聖書に登場するモチーフが寓意的に表現されていることに気づかされた。西洋美術を解釈するには、やはり聖書の知識が欠かせないのだな。

  • 実に勉強になったし、知的興奮を起こしてくれる良書だった。
    絵画に限らず芸術全般を鑑賞するとき、やっぱこういった知識があるのとないのとでは、鑑賞の幅の広さが段違いだよなあと改めて感じた次第。

  • その名の通り、歴史的・宗教的背景や技法を踏まえた絵画の見かたの本
    学校でもこうゆうことを教えればいいのにね

  • とても良かったです。

    原田マハの『楽園のカンヴァス』を読んだ後、『怖い絵』や他のガイド的なものを読んでも、いまひとつピンとこなかったのだけど、
    これは大変良かった。たぶん全くの門外漢である私にとって良かった…のであって詳しい方々にどうかはわからないけれど。

    マハがタイトルの絵画も見つけ、ひとり勝手に悦に入っていたのでした

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