あとから怒りがわいてくる人のための処方箋

  • 新星出版社 (2021年12月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784405094154

作品紹介・あらすじ

「あの場では笑ってすませたけど、今になってだんだん腹が立ってきた」
そんな、思い出し笑にならぬ“思い出し怒り”に心を煩わされた経験のある人は多いのではないでしょうか。「次に会ったときにわざわざあらためて相手に抗議するのもおとなげない気がするし、そもそも自分が根に持ちすぎなんじゃないだろうか…」などと、思い出し怒りはなかなか気持ちの持って行き場がなく、頭の中でぐるぐると考えてしまう分、長期間にわたって引きずりがちなもの。
そんなやっかいなあとからわく怒りの感情をうまくコントロールし、心をスーッと楽にするための具体的な方法を1冊にまとめて紹介します。

みんなの感想まとめ

思い出し怒りに悩む人々に向けたこの書籍は、怒りをコントロールし、心を軽くするための具体的な方法を提供しています。日常のさまざまなシーンでの「思い出し怒り」を、仕事や家族、友人との関係に分けて37のケー...

感想・レビュー・書評

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  • 先日、スーパーに行って品物を選んでいると、店員さんがバックヤードから出てきて、「いらっしゃいませええー」と挨拶した。

    良くある風景。日常の出来事だ。

    そこに間髪いれず、中年の男性客が「うるさい!」と大声で叫んだ。
    ……確かに、「うるさい」といえば、「うるさい」なあ、と、目から鱗が落ちた気分だった。

    それはそれで。

    もちろん、挨拶した店員さんはお仕事で、悪気はない。
    「うるさい」と言われて不本意だろう。

    問題は中年の男性客。
    「怒り」や「イラつき」をそのまま相手に向けるのは危険だし、周りに「ヤベー奴」と認識されて自分に不利になる。

    でも、瞬間沸騰するように怒りを表に出し、その後ネガティブな感情が雲散霧消してケロッとしてしまうように見える人はちょっと羨ましい。

    私は、怒りを感じたとしても、その時はへらへら笑って誤魔化したり、自分でも怒りに気づいてなかったりして、後から怒りがぶり返すタイプだからだ。

    長い間、その性質を「頭がとても悪いから」と考えてきたけれど、この本のタイトルを見て、「それが原因じゃないかも」と思えたのがまず良かったこと。

    こういう本が一般に出版されるということは、そういう方が一定数いらっしゃる、ということだと思う。

    こちらの本は『あとから怒りがわいてくる人のための処方箋』が37のケースに分けられている。

    様々な「思いだし怒り」を、仕事、家族・身内、パートナー、友人、その他のシーンに分け、人生相談風に質問仕立てにして、それに答えるような構成。

    読みやすく、分かりやすく「アンガーマネジメント」を学べ、実践できるよう、工夫が懲らされている。

    大事なのは、怒りは「消す」ものではない、という事を肝に命じておくこと。

    怒りは「流す」「ポジティブな感情で上書きする」「相手に(責めているように聞こえないように気をつけて)冷静に話す」訓練をすること。

    読んでいる内になんとかなりそうな気がして、希望とスッキリ感を読了後に感じた。

    • ししまるさん
      コニーさん、
      胸がすくようなレビューでした。
      コニーさん、
      胸がすくようなレビューでした。
      2022/03/18
    • 5552さん
      夜型さん
      嬉しいお言葉、ありがとうございます!
      夜型さん
      嬉しいお言葉、ありがとうございます!
      2022/03/18
  • あとで後悔するのなら、どうしたらいいか……。
    あとから怒りがわいてくる人のための処方箋
    2021.12発行。字の大きさは…中。2022.04.24読了。★★★☆☆
    いろんな怒りが湧いたときの対処法を書いた本です。

    怒りが湧いたとき、あとでムクムクと怒りが湧いてきた時の対処法を①仕事、➁家族・身内、③パートナー、④友人、⑤その他のシーンを37パターンにわけて説明しています。そして最後に「怒り」と上手に付き合う心のトレーニングについて書いています。
    戸田久実さんの本を読むのは初めてです。

    【読後】
    なかなか書いてあるように自分をコントロールできればよいのですが……。
    この歳になって自分を変えるのは難しいと思います。
    あるがままの自分でいたいです。

  • 怒りに限らず、いつも根に持つ事が多い私って、単に人より記憶力が良いんだと軽く自負していたところがありました。実際はきっと全然違ったんだなと反省した次第であります。
    人生、考えすぎないことが大事じゃないかな、正しくたって正しくなくたって、多分大差なく世の中流れていくし、あまり人の言葉の裏を読み過ぎずに、変にこだわらずに、ムダなエネルギーを使わずに、素直に、ハッピーに、毎日を過ごしていけるのが、幸せの近道かなって思えました。(こうなりたいとは思うけど、いざって時に怒りが込み上げるんだろうなー、たぶん、きっと。)

    ・怒りを増幅させない為に怒りを言語化して整理する〈アンガーログ〉
    ・ 「傾聴は最大の愛情表現」
    ・普段から切り返しの言葉を増やしておく
    ・思い出し怒りに飲み込まれないように、「いま、ここ」に意識を集中

  • 悩み相談Q&A式に紹介してあり
    多くが自分の経験してきたことなので、
    「そういう人たくさんいるんだー。
    私だけじゃない。」
    と思うと同時に、
    「人間の脳はそのようにできているのだから、
    そんな自分をどのようにコントロールするか、
    ということだなー」
    と、しみじみ。
    やはり理性を育てて、人として成長するよう努力ですね。

    もうひとつ思ったのは、
    自分を振り返ると今まで多くの人を怒らせてしまった、
    怒られないと気づかなかったこともあるので、
    怒りをためず我慢しないで上手に伝える技術というのは相手にとっても必要ですね。

    うまくやっていく具体例がたくさん書かれている本なので、読んで良かったです。

  • 自分を俯瞰してみるとか、アンガーマネジメントとか
    巷には怒りとの付き合いかたを色々な方法で提案するものがある。

    改めてこの本を読むがこれは最新だ!というものよりは、その方法に取り組むときの自分への労りだったり、やり易さへの提案だったりが充実していると思います。

    わかっているけど出来ないという時、ただやらないだけではなくどうして良いのかわからないというのもある。
    所謂、根回しが足りないからなんだと気づく。
    根回しと言っても、自分への根回しだからと疎かにしがちだけど、実はとても大切。

    今の自分にはどんな方法が向いていて、それをやるためには何が必要か何に注意が必要か、そんなことが見えて来ます。

  • 一人の時は、思いだし怒りする。
    思い出し笑いもするけど、怒りもするし、思い出し恥ずかしがりもする。
    怒りだけでもどうにかならないかな、と思っていた。

    「自分でできることをしていき、人のすることは割り切る」という視点は、割と身についていた。
    復習になってよかった。

    悪口に同調する人と話すと余計腹が立つ、というのは、意識してなかったけどそうだと思う。
    「愚痴はストレス解消」というけれど、もっとスッキリするための心持はあると思う。

    無意識でできることをしていると、昔のいら立ちを思い出しちゃうのは、まさに困っていたところ。
    グラウンディング(五感を使って「いまここ」に意識を戻す)は、やってみようと思う。聴覚・視覚あたりがいつでもどこでもやりやすいかな。

  • 【グラウンディング】
    →思考が過去や未来に飛んだ怒りの場合。
    視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触角を刺激し
    「いま、ここ」の現在に意識を戻す。

  • アンガーマネジメントについての本。

    今までも自己啓発本だったり、哲学的な?心理的な?本をいくつか読んだけど、これはその中でも群を抜いてわかりやすい本だった!
    「こういうことで怒りがわき、まだイライラする」「思い出して怒りがわき、夜も眠れない」などなどの怒りに関する相談があって、それに対して、「それは辛いよね、他にもこうゆう人がたくさんあるんだけど、そういう時、まずはこれを試してみて」「この方法か、こっちの方法か、自分の考えに照らし合わせて考えてみて」などなど、
    本当にあった相談事を事例に、解決策というか、方法が掲載されているから、凄く具体的で読みやすい!
    今まで読んだ本の、あの部分だ!みたいな発見もあるし、結局は自分次第、に帰結するけど、その自分次第に持っていく方法を具体的に書いてくれてるから、
    怒りに振り回される人生が良い、という人は読まない方がいいよw←

    絶対怒りはつきものだから、どう折り合いをつけて上手く付き合っていくか、とても勉強になる本でしたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

  • 怒りに振り回され、そのあと自己嫌悪になって動けなくなることが多いので読んでみました。例が出ていてケースごとに紹介されているので、自分の体験と重ねて読みやすい。また著者の方の言葉尻が優しくて、「〜してみたらいいかもしれない」くらいのニュアンスで書いてあるので、すっと頭に入りやすかったです。

  • すべてが納得できる内容ではなかったけど、部分的には役立つ内容も多いと思う。例えば「怒りをため込む人は、悩みをより深刻化させ、自分を被害者側に持っていってしまう傾向がある」なんかはなるほどと思った。怒りを客観視できるよう学び実践していきたい。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1399027

  • うんうん、わかってるんだけどできないんだよ〜と思った。
    とりあえず、ポジティブに転換するために良かったことは書き溜めていこうかな

  • いろんなケースは書かれていたけれど、
    その解決方法が、それができれば苦労しないのでは?と思うことばかりで、さらーっと読んでしまった(笑)

  • 怒りを何とかすることは難しい。特に、瞬間的な怒り。たいしたことないのに。定期的にアンガーマネジメント勉強しないと。

  • 事例ごとに紹介されているので、自分の状況と照らし合わせやすい本。
    短く区切られているのでとても読みやすい。

    最後の怒りに対する様々な対処方法が面白い。

  • 参考になることが多いけど、あまりに強い怒りがある場合には役立たないような。理屈としてはそうなんだろうけど腑に落ちないというか、正論や綺麗事を言ってるなという気持ちになってしまった。

  •  嫌なことがあってもその場で言えず、後から思い出して悔しくなる「思い出し怒り」が自分はよくある。ネガティブな感情が残りやすいのは脳の特性で、これは自然なことらしい。そう思うと少し楽になる。
     この対処法もアンガーマネジメントの一つ。怒りを言語化・分析する、「今、ここ」に意識を向ける、「Iメッセージ」で気持ちを伝える、という手法が自分には効果的かな。

  • 自分に関係のある部分のみ抜粋して読むとサクッと読破できる仕組み。
    事例もいいけど具体的な解決法として書き出したり、もっと重要な部分にフォーカスしたりということをしていきたい。

  • ストレスログとハッピーログか。

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著者プロフィール

アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。
立教大学卒業後、大手企業勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社などの大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い。研修講師歴30年。「アンガーマネジメント」や「アサーティブコミュニケーション」「アドラー心理学」をベースとした「言葉がけ」に特化するコミュニケーション指導に定評があり、これまでのべ指導数は22万人に及ぶ。
主な著書に『アンガーマネジメント』『怒りの扱い方大全』(日本経済新聞出版)『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』(かんき出版)『働く女の品格』(毎日新聞出版)など多数。

「2023年 『怒らない100の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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