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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784405120303
作品紹介・あらすじ
■金融とは資「金」を「融」通するしくみ!■
金融は決してお金儲けだけの話ではなく、金融があることで経済全体がうまく回り、社会全体を豊かにします。
その役割を担うものが「お金」と「金利」です。
そもそもお金は、稼いで使うだけでなく、貯める、投資するなど
「移動」「変化」させることも重要な役割です。
また、金利はお金の利用料のようなもので、
お金を使う機会が増えると金利が上がり、逆になると金利が下がります。
この2つをベースに世界の経済は回っています。
本書は、金融の基本から中央銀行・証券会社の役割、ファイナンスや為替、仮想通貨など、なんとなく知っていはいることを詳しく解説していきます。
そのためにたくさんのイラストとその周辺の文字や図解を「見れば」金融の内容がわかるように作られています。
文字中心のテキストを読むのは億劫。もっと手軽に金融について知りたい、きちんと会話・説明ができるようになりたい! という方にぴったりの一冊です。
感想・レビュー・書評
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ページ数・文字数少なめ、イラスト多めで、初心者向け。サクッとおさらいしつつ、理解の再確認には良いかも、という本。以下の内容がメモ書き。薄味だったが、勉強にはなった。
ー FRBは、伝統的に「物価の安定」と「雇用の最大化」という「2つの責務(Dual Mandate)」を担うこととされています。一方、日本銀行は「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」が金融政策の目的とされ、雇用の最大化は任されていません。ここがFRBと日本銀行の大きな違いです。
ー 短期金利の高い国の通貨が上がりやすく、短期金利の低い国の通貨が下がりやすい。
ー FXのメリットは、取引会社に預け入れた。証拠金の手持ち資金の最大25倍のレバレッジ取引ができると言う事。一方で、デメリットは損失が大きくなると強制的に決済され、損失が確定すること。
ー 今、投資の世界で「マグニフィセント・セブン」といえば、以前は「GAFAM」と呼ばれていた「アルファベット(Google)」、「アップル」、「メタ・プラットフォームズ(facebook)」、「アマゾン・ドット・コム」、「マイクロソフト」の5社に、「テスラ」、「エヌビディア」の2社が加わった、世界でトップクラスのテクノロジー企業7社を指す言葉です。2023年以降、米国株式市場上昇の牽引役として注目されています。アメリカ株式市場に上場されている代表的な企業500社から構成される株価指数「S&P500」の時価総額全体のうち、マグニフィセント・セブンの7社だけで約3割を占めています。また、2023年以降のS&P500 指数の上昇率の7割は、この7社の上昇によってもたらされたものであることから、その影響力の大きさがわかります(2024年3月現在)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金融学についてサクッと学べる。今回なかなか頭に入らなかったから、また時間を置いて読み直そう。
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絵が入っているので読みやすくてわかりやすかった。
最初にお金に関する基礎的な知識を知りたいという方におすすめ。 -
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10280501 -
図書館で借りて読んだ。
お金や投資に関する基本的な知識が得られてよかった。良い本だと思う。
この本の次として、「金融庁 金融経済教育指導教材」で高校生向けの金融・経済の教材が見れる。
著者プロフィール
塚本俊太郎の作品





