賃労働と資本,賃金、価格および利潤 (科学的社会主義の古典選書)

  • 新日本出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406026499

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  •  1840年代の「賃労働と資本」と1860年代の「賃金、価格および利潤」を縦に読むことができ、「資本論」にいたるマルクスの論考の経緯を垣間見ることができる。
     特に後者では「剰余価値」「労働の価値」「利潤、賃金および物価の一般的関係」などについて熱く語られている。国際労働者協会(第一インターナショナル)の評議会での討論のための読み原稿だという、マルクスの熱が伝わってくる。
     

著者プロフィール

マルクス
1818‐1883。ドイツの経済学者、哲学者、革命家。20世紀においてもっとも影響があった思想家とされる。資本主義経済を分析し、エンゲルスと共に共産主義思想を打ち立てた。階級の解放と廃止というその思想は今なお受け継がれている。晩年は『資本論』の執筆に専念し、自宅の椅子に座ったまま死去

「2020年 『資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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