幽霊屋敷貸します (風の文学館 -4)

  • 新日本出版社 (2001年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784406028264

みんなの感想まとめ

家族や思春期の葛藤を描いた物語が展開され、主人公の女の子と男の子の成長が美しく対比されています。幽霊屋敷に住むおばさんの存在が、物語に独特の温かさと深みを加え、彼女が新しい住人に出す試験を通じて、過去...

感想・レビュー・書評

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  • お父さんの残念な感じがアクセント。思いがけず温かい話だった。

  • しっかり起承転結があり、おもしろい。
    謎解き要素もよい

  • 読書にやや慣れている小学校高学年向けといったところ。女の子が主人公ですがおしゃれな雰囲気はゼロ、ホラー描写はほぼなし。自分の家族と、よその家族。思春期に入ろうとしている女の子と、まだまだ少年というに相応しい男の子。親と子ども。生きている人と幽霊。色んな対比が美しい文学作品でした。

  • 【図書館】ハラハラ、ワクワク、ドキドキしながら楽しく…最後は少しウルッとしながら読み終えました。富安陽子さんらしい本でした。

  • 立派な古い洋館に引っ越しをした季子。しかし、引っ越し当日の夕方、この屋敷の幽霊が出た。幽霊は、3つの謎を解けば、このままこの屋敷に住まわせてもいいが、解けないのなら出て行けと言い出す。季子たちは、挑戦を受けることにしたが、この屋敷は有名な幽霊屋敷だったのだった…。



    久しぶりの児童図書だった。児童図書は、読みやすいし夢があるし大抵がハッピーエンドだから好き。
    今回の物語も少し短気なお父さんが暴走しちゃったけど、季子ちゃんがどうにかして謎を解いていく。冒険物語的なところもあって読んでて楽しい。


    幽霊騒動の裏には、少し悲しい行き違いがあったけど、なんとか分かりあえて良かったなと思った。
    だけど、ようやく引っ越ししたのに、幽霊が出たなんてなったら災難だよなぁ。
    ちょっと季子ちゃんの両親に同情するw


    2017.7.8 読了

  • 引越した先が幽霊屋敷でその住人である幽霊から出された3問の問題に挑みます。
    その謎に挑む様子に子どものころを思い出しわくわくしました。

  • おもしろかった。
    幽霊屋敷。ホラーものは苦手だけど、こーゆー児童書の幽霊屋敷ものは
    たいがい幽霊がいいやつらなので好きだ。
    まあ現実にわーい立派なお屋敷だ、嬉しいなあっと引っ越してきた
    その日にすけてるおばあさんと出会ってしまったきこちゃん一家は災難だったが・・・・。
    ここは私の屋敷だから住んでいいかどうかのテストをします、なーんて言われたら、そりゃあ、そんな理不尽な~っと思ってしまうかな。
    なんだかんだでこの家族、しっかり固まってる感じがして
    素敵だなあっと思う。
    外れくじのない人生、かあ。お父さん、弟子にしてください~!

    引っ越した先のお隣の男の子と宝探し。うーんなかなか楽しい展開ではないですか。
    明らかになった過去の哀しいすれ違い。
    生きてる間に分かりあえなかったのは残念だけど、
    思い残すことなく成仏できて、よかったよかった。
    楽しく最後まで一気よみできた作品でした。

  • 富安さんの本は、長男と私のお気に入りだ。未読を見つけるとすぐに借りてくる。
    この本は、装丁と内容のギャップがある。長男も始め、なかなか開かなかった。
    しかし読み進めると、いつもの富安ワールド。ストーリーの絡み合い具合が絶妙で、一気に読んでしまう。

  • 格安の賃貸の一軒屋、そりゃあ、何かあるよね。

    期待どおりに、幽霊が出てきたんだけど、幽霊のテストに答えられたら家を貸してあげるという展開にワクワクしました。

    心残りがあるから、霊が残るわけで、テストをクリアすることは幽霊の心残りをなくしてあげること。

    ミステリーなのに、心あたたまるお話しで、ほっとしました。

    こういうお話し好きだなぁ・・・

  • 児童文学と侮ることなかれ。
    意外と深い内容でした。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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