荷抜け

  • 新日本出版社 (2007年5月発売)
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  • 本棚登録 :35
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406050425

荷抜けの感想・レビュー・書評

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  • 65点。児童書なんだろうけど、小学生には難しく、イマドキの中学生には幼すぎる気がして、誰向けなのか微妙な内容。
    確かに大人向けの時代物にあるお色気はないので、その点は安心して子どもにすすめられるのだが…。
    悪くはないが、取り立てておすすめできるようなものでもない。
    伊藤遊の「鬼の橋」「えんの松原」や久保田香里「氷石」、荻原規子の勾玉シリーズなんかと「日本の歴史ファンタジー」コーナーを作るときに展示するのには使えそう。
    江戸後期について興味を持っている子(いるのか?)がいたら、すすめたい。
    ググって知ったが、2008年度の青少年読書感想文コンク-ル(高校の部)の課題図書だったとか。
    高校の部?!

  • 第54回青少年読書感想文指定図書
    第54回青少年読書感想文の指定図書です。指定図書は中学生の頃からあまり読まないのですが、たまたま手に取ったので読んでみました。状況をあるがままにという本でしたが、決して面白くないことはありません。

  • わたしは、こういう、
    史実に根ざした時代ものの児童書が好き。


    登場人物たちの、泥臭い生き様が
    交わり、時代を動かしていく。

    先の見えない展開で、どきどきするのだけど、
    いまいち、のめり込めなかったのは、
    人物描写の浅さか、主人公の魅力不足か。

    どの出来事も、さらっと過ぎていくし・・・

    もっと長くてもいいから、
    丁寧に、シンプルに、描いていたらどうだったかな。


    対象年齢もあいまい。

  •  読みやすく、内容もいいです。題名からどんな物語かは想像できません。なので、読んでいくと新たな発見ができます。
     舞台は田舎なので登場人物の会話が方言で独特です。そのため、感情がこもっていて、最後まで楽しく読めます。

     (大分大学 学部生)

  • 確かに本の題材として大発見ではあったと思うのですが、確かに面白い話ではあったのですが、なにやらすごみも感じましたが、どうもしっくりきません。

  • 正義をとおしてまっすぐに生きることの
    美しさを感じました。
    連帯のあたたかさ、連帯の美しさも。

  • 子どもの本なのできれいに はっぴぃえんど でも 実は きつい話に なるんじゃないかと思って 途中から どきどき でした

  • 牛方たちは苦しむ人々の協同組合を作るため、集団「荷抜け(預かった荷物を盗む)」事件を計画

  • 08年夏の課題図書だった本。安曇地方の農民が厳しい生活の中で、何とか、世直しをしようと手に手を取り合って騒動を起こす物語を少年大吉の成長と共に見ていく。牛方とやまんば、などの昔話でしか知らなかった牛方の仕事の厳しさ、そこに待つ家族の姿など、今まで見ようとも思わなかった世界があった。実際にあった出来事を基にして描かれたフィクション。

  • 文政年間,集団「荷抜け」事件,赤箕騒動〜大吉は信州・沢渡の山村に住む。父は農作業の傍ら牛方やぼっかで糸魚川と大町の間を荷を運んでいたが,ごんごろ(雪崩)に巻き込まれて死に,鉄砲水で田を守る攻防の中,鍬で足を切られて死んだ。妹は奉公に出され,牛一頭で牛方となったが,自らも13貫の荷を負わなくては稼ぎにならない。父は問屋筋の悪事を暴こうとして殺されたとか,いや生き延びているとかの噂があり,大吉は身動きがとれない。凶作の年,大吉の一声から牛方27名の荷抜けが起こった。苦しい生活をしている人々の相互援助の原資とするためだった。やがて,借金帳消しの百姓連の談判は松本に迫る勢いとなった〜初出が書いていない所を見ると連載ではなく,書き下ろしだと思われるが,途切れ途切れに書いたのか,繰り返しが多い。古文書を見て,視点を少年に据え,書き始めたのだが,どうも繋がりがしっくりと来ない。平成20年度の高校生向け課題図書になったのは何故だろう。舞台の殆どが雪の中で,読書感想文の宿題を出されるのは夏休み。冬に読んでこそ心に迫るものなのだ

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